No.212 金融ソリューション・サービス特集
金融機関を取り巻く環境の変化により、リテール金融市場成長への期待がさらに高まっている。マス顧客へ対象を拡大したリテール金融を強化する際の金融機関における課題を解決すべく、OKIの取り組みについて述べる。
機関のサービスが変革することによって営業店がどう変革するか、その変革を支えるアーキテクチャについて解説するとともに、代表的なソリューションを紹介する。
電話チャネルを軸としたダイレクトバンク実現に向け、CS向上やプロフィット化を目指した金融機関におけるリテール戦略推進に向けた新しいコンタクトセンターソリューションを紹介する。
金融機関における現金管理に関する内部統制強化の課題がある。本稿では、このような課題を解決する営業店現金処理業務の厳正化・効率化に必要な統合現金管理ソリューションを第1章にて、監査業務に必要な運用統制ソリューションを第2章にて、現金センタのリスク管理向上と効率化に必要な現金センターソリューションを第3章にて紹介する。
Web系技術の特長を活かしたATM(WebATM)が各社から発表されているが、セキュリティや通信量の増大といった課題がある。次世代ATMソフトウェアは、次世代ATMフレームワークの持つ機能により、課題を解決する。
金融機関が、既存のモバイルバンキングシステムのシステム変更を最小限に抑えつつ、短期間・低コストで「iアプリバンキング」に対応した利便性の高いモバイルバンキングを実現するためのソリューションを紹介する。
お客さまの利便性向上を目的に、インターネット経由でいつでもどこでも来店前に、窓口の混雑状況のリアルタイム確認を可能とし、お客さまが混雑を避けて都合の良い時間に来店いただける仕組みを、三井住友銀行殿と共同開発した。またASPサービスとして提供することにより、他行展開も考慮している。その「混雑照会・来店予約システム」を紹介する。
ChannelNavigator® を紹介する。ChannelNavigatorは、イベントベースドマーケティングにより、お客様のライフスタイル、ライフステージ、イベントに応じたタイミングでコンタクトチャネルの利用時に個に合ったサービスを提供することで、顧客満足度を高めると同時に、効率・効果的に商品の成約率を高めることができる。
統合事務集中センタソリューションを基盤とした事務集中センタ構想について、(1)業務パッケージソリューション、(2)統合エントリソリューション、(3)統合管理ソリューションの3つに分けて解説する。また、非定型事務処理への対応について、新ソリューションを紹介しながら説明する。
年金問題やe-文書法適用を時代背景に、金融機関ではコンプライアンス強化のため、紙文書の電子化ニーズが高まっている。紙文書を紛失した場合には個人情報漏洩に繋がり、金融機関の社会的信用問題にも発展しかねない。OKIは、これまで金融機関向けのイメージ処理(為替集中・印鑑集中)システムを、数多くのお客さまに提供してきた。この経験の中で培った業務/運用に関するノウハウを活用し、事務効率化/事務処理の軽減を目的とするソリューションを提供し続けている。本稿では、イメージ処理技術を駆使し、OKIで保有しているシステムノウハウと運用ノウハウに基づいて開発したソリューションについて述べる。
お客さまの持つ帳票を改訂せずにシステムへ取り込み、効率的なデータ入力が可能となるイメージエントリシステムを実現した。帳票読取操作者は、業務を意識せずにFAX送信感覚で帳票イメージを取得し、データエントリ操作者は、業務(帳票)に左右されない統一感のある画面レイアウトにより、業務スキルを必要としない効率的なエントリ作業が可能となる。
金融機関における映像監視の動向、OKI映像監視ソリューションの特長であるセンター運用型システムの構成、特長、導入効果について紹介する。さらに、今後の映像監視の有効活用等も併せて紹介する。
「VisualCast® VBOX-S/500」は、最大16台のカメラを接続可能なネットワーク対応型デジタルビデオレコーダである。本装置に行動認証機能を搭載し、不正行動を自動で検知・通報するができるようになった。これにより、映像の常時監視をモニタする必要なく、アラーム通知時のみモニタリングすることにより、監視業務の効率化が可能となった。
近年、盗難や偽造キャッシュカードを使ったATMからの不正引き出しなどの犯罪が増加し社会問題化している。これらの問題に対して金融業界ではさまざまな対策を実施しているが、本稿では特に平成24年度を目処に全金融機関が一斉移行を予定しているICキャッシュカードの基本形認証について、OKIの「IC基本形認証サーバ」を紹介する。
本稿では、市場動向とOKIの実績を踏まえながら、今後の金融サービスまたは金融商品を提供するための基盤技術として、高機能型Gatewayの必要性と、押さえるべきポイントについて述べる。
近年の無線LANの動向と、OKIの提供するAruba Networks社の無線LANシステムの特長について紹介する。さらに、携帯無線端末等を用いた、金融機関でのセキュア無線ネットワークソリューション例を紹介する。
NGNを活用したユビキタスサービスの実現において、金融機関の商品・サービスが、NGNによって形成される新たな顧客チャネルによって提供される形態を述べるとともに、新たな顧客志向のビジネスモデルの創造についての可能性を示す。
企業制定帳票、プリンタ出力帳票など印刷精度を維持しづらい非定型帳票に対して、文字認識性能を確保するため、帳票のデザインを利用して読取位置を補正する技術を紹介する。
仮想化技術とブレードサーバを用いた金融機関向けサーバ基盤統合ソリューションを紹介する。また、お客さまのサーバ統合をサポートするコンサルティングサービスについても紹介する。
シンクライアントシステムは、端末環境の“TCO削減”と“セキュリティ向上”を実現するソリューションとして注目されている。本稿では、シンクライアントの特長とコールセンタへの導入事例を紹介する。
OKIが取り組む金融機関向けLCM(Life Cycle Management)サービスは、金融機関のIT関連業務そのもののライフサイクルマネジメントまでを支援するサービスを目指している。本稿では、実施にあたっての考え方、方向感について述べる。
平成16年に金融庁が発表した金融改革プログラムの背景を述べると共に、製販分離下における窓口販売システムについて、製販分離で想定される課題、導入のポイントについて解説し、また、取り組みの代表事例も紹介する。
ユビキタスサービスのひとつの特長として、「個」別化されたサービスを実現するためのエンジンを開発している。このエンジンは、ベイジアンネットワーク技術と自然言語処理技術を融合して開発しているものであり、個人のさまざまな行動ログを分析して、嗜好や行動パターンを学習することによって、状況に応じたサービスを提供することが可能である。
ATM(現金自動預け払い機)の中国深圳における海外生産の立ち上げ時の苦労、とりわけ、将来の規模拡大をも考慮に入れた、現地生産管理システムの構築について紹介する。