No.204 ユビキタスネットワーク特集

「ユビキタス」と呼ばれる変化について、その特徴を整理・考察し、次世代のアプリケーションの開発に必要なプラットフォームの要件、および沖電気のアプリケーションプラットフォーム「AP@PLAT®」での取り組みについて述べる。

次世代固定網/移動網ネットワーク、およびこれらのネットワーク融合、さらに実物系/サイバー系空間融合、ワイアレスネットワーク技術などネットワークの視点からビキタスネット社会作りに向けた技術動向を概観し、今後のネットワーク像、および当社の取り組みを紹介する。

無線LAN上でのVoIP通信(VoWLAN: Voice over Wireless LAN)には多くの課題があり、快適な通信の実現には困難が伴う。これらの課題をクリアし、快適なVoIP通信を実現する「VoWLANアクセスポイント MWINS BR2100シリーズ」の機能と特長について紹介する。

企業向けに提供するIP CONVERGENCE® Server SS9100/AS8700とソフトフォン、FOMAデュアル端末を組み合わせることにより、さまざまなサービスを提供する連携ソリューションを紹介する。

来るべきユビキタスコンピューティング時代に備え、ユビキタスセンサネットワークの無線ノードを使い、屋外でも屋内でも使える安価で高精度な「ZigBee™」を用いた位置検出技術を紹介する。

本編では、(株)沖データにおけるユビキタスプリンティングソリューションを紹介するとともに、カラープリンタにおける無線LANソリューションとネットワーク接続自動化ソリューションへの取り組みについて述べる。

近年、家庭内でのユビキタスネットワークの実現のため、情報家電のネットワーク化が進んでいる。現在、IEEE802.15.3cで検討中の「WIS@H (Wireless Integrated Server at Home)」システムは、ミリ波帯超高速無線伝送により、非圧縮ハイビジョンTVを含む家庭内でのコンテンツ利用度を飛躍的に高めている。

空間に分散配置された多数の無線ノードが相互にデータを送受信する場合、電波干渉による通信データの衝突を回避する技術が重要になる。本稿では、新しい通信タイミング制御方式の動作原理とそのシミュレーションによる評価結果を説明する。

センサネットワークを形成する無線ノードのソフトウェアを、無線経由で更新する技術を開発している。本稿では、このソフトウェア更新を安全に行うために、低コストを重視して開発される無線ノードにおいても動作するメッセージ認証技術を紹介する。

遠隔映像監視システム「VisaulCast-SS®」に新たに追加した行動認証機能についての説明を中心に、ユビキタスセンサネットワークで要求されるセンシング機能強化への取り組みを説明する。

電池不要のセンシング機能付き電子タグ(RFID:Radio-Frequency Identification)を、その利用例と共に紹介する。このタグは13.56MHz帯周波数を利用したもので、従来の電子タグとしての機能に加えセンシング情報をシステム側とやり取りできることを特長としている。

携帯電話に搭載された位置情報測位機能の認知と用途が拡大している。当社は携帯電話を活用した位置情報サービスを「UBIOS™」ブランドで展開中である。今回は、従来管理が難しかった外出先や派遣先等での労務管理を支援するサービスについて紹介する。

近年、鉄道沿線保守作業のIT化と情報大容量化に対応するため、沿線のネットワーク化へのシフトが進んでいる。本稿では、沿線リングネットワークシステムの構築をベースに、フィールドで多様なアプリケーションに対応可能な沿線ユビキタスを提供するシステムについて述べる。

AP@PLATコンセプトに基づいて、利用者の生活や活動を支援する新しいネットワークサービスを効果的にまた容易に提供することができるプラットフォーム「電子タグモバイルサービスシステム」を紹介する。

光IP連携マルチレイヤネットワークで構成される大規模メッシュ網において、ネットワークのトポロジーとネットワークリソースを勘案し、トラヒックを効率的に転送するための最適な光パスを検索する技術を紹介する。

大容量光通信技術の中で、まず、当社の160Gbps光送受信装置について概観する。次に、最近の世界規模での研究開発の方向性を示し、その中での当社の超高速光信号処理技術への取り組みを紹介する。

来るべきユビキタス社会のセキュリティの脅威を明らかにし、その解決手段としての当社のネットワークセキュリティ技術(超高速トラヒックプローブ)を紹介する。

近年、普及がめざましい移動体通信システムにおいて、同じハードウェアで様々な仕様や機能の追加、システムの変更が可能な無線機器が求められており、これを実現する手段の一つがSDR(ソフトウェア無線: Software Defined Radio)である。本稿ではSDRの概要、実現する構成、課題および標準化動向について述べる。

IP COVERGENCE® Server SS9100/AS8700は情報と通信を融合するための環境を提供することを狙いとして開発されたシステムである。そのSS9100/AS8700開発の第1ステップ「コンセプト具現期」が終わり、第2ステップである「コンセプト成熟期」に入るにあたり、今までの開発経緯等を四方山話(よもやまばなし) として述べる。

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