No.192 マルチメディアメッセージング特集

マルチメディアメッセージングとは、「時間」「空間」「メディア」を選ばないメッセージングサービスのことである。ブロードバンド化により、データ、音声、画像を組み合わせたメッセージングサービスが、企業でも、家庭でも利用することが可能になっていく。

映像配信システムにおける種々の課題と今後の広帯域アクセスネットワーク上での映像サービスの普及に向けた映像配信技術とプラットフォームの開発戦略について述べる。

PCや携帯電話の普及により、コミュニケーションや情報共有のツールが急速に豊かになっている。ユーザは無意識の内に、映像や音声を伴うコミュニケーション・ツールの世界に慣れ親しんできている。これらのツールを支えているマルチメディア・メッセージング技術について、構成要素と技術動向を示し、ネットワーク構成の変化に伴う、今後の方向性を示す。

ブロードバンドIP及びユビキタス時代へと急速に進化するITインフラに対応し、情報と通信を融合するComputer Telephony Integrationサーバから、ブロードバンドインターネットとの親和性を大幅に強化しCTI&IPコミュニケーションシステムへとして進化した"CTstage 4i"で実現する3つのソリューションを紹介する。

マルチメディアメッセージングを実現する統合システムに関して、システム導入による「ねらい」(=現システムの問題解決)、およびシステム導入の効果を提供サービス面より解説する。

マルチメディアメッセージングのための家庭用~SOHO用サービスノードであるレジデンシャルゲートウェイは、将来大きな需要が見込めることから、通信系、家電系、ゲーム系、放送系等、種々の業種からアプローチされている。本稿ではレジデンシャルゲートウェイを家庭からSOHOのネットワークのためのサービスノードと定義し、当社が狙いとするSOHO用レジデンシャルゲートウェイの商品戦略・展望について述べる。

広域ネットワーク環境を利用してコンテンツビジネスを構築するお客様に、信頼性・安全性・可用性に優れたソリューションを提供する、P2P型のコンテンツ共有・配信フプラットフォーム"C-NetLiaison"に関する紹介を行う。

マルチメディアメッセージングシステムを支えるコアテクノロジーを基板テクノロジーと応用テクノロジーに分けて解説した後に、それらを用いて実現されるシステムとしてCTstageを例に、どんなサービスが実現できるかを述べる。

企業内教育の重要なツールとしてe-Learningが見直されている中で、同期遠隔教育ソリューション@Trainingを提案する。遅延が少ないため質疑応答時に違和感が無い事などが特徴。企業内のフロー情報の伝達に威力を発揮する。

IPGWシステムは官公庁の様に自営で通信網を持つユーザー向けに開発された。沖のVoIP技術を用い、IPネットワーク上でのMPEG2画像配信/音声交換を、低コストでかつ高い耐環境性で実現する。本稿ではこのIPGWシステムを紹介する。

モバイルユーザニーズにマッチしたオンデマンド型メディアシャワーシステムの実現に向けて、高度道路交通システム(Intelligent Transport Systems: ITS)ネットワークが提供するサービスの有効性評価を行い、広帯域性やアドホック性を同時に安価に提供できるDSRC型システムの必要性を述べる。

ビデオサーバOKI MediaServerの特徴とその主要な機能について述べる。現状のブロードバンドネットワークにおける映像配信の課題を解決するOKI MediaServerの小規模設備からスケーラブルに大規模設備に拡張できるスケーラブル並列ビデオサーバ機能および分散機能について概説をする。

OKI MediaServerのビジュアルコミュニケーション機能として、IPプロトコルをベースにした多地点PC会議システムがある。本システムは、ビデオによる遠隔通信、アプリケーション共有、会議映像の録画/参照などの機能を統合し、コストパーフォーマンスにすぐれたサーバシステムを実現している。

本論文では、コンテンツ配信サービスでの不正を防止するための著作権保護の技術として、著作権管理システム、コンテンツ流通で著作権を販売する場合に必要なライセンス管理技術、及び盗聴を防ぐための暗号化通信技術について述べる。

近年、xDSLをはじめ、FTTH、高速無線LANなどブロードバンドネットワークの普及が急速に進んできた。また、ブロードバンドネットワークへの加入者数も急速に増加して来ている。ブロードバンド時代においてのキラーアプリケーション及びキラーコンテンツの存在が不可欠で、マルチメディアとりわけ高品質動画像への期待が大変大きい。このような期待に答えるべく、我々はいち早くブロードバンド向けのビデオストリーミングサーバOKI MediaServer及びそれを支えるMPEG4 CODECの開発に着手し、今年度の上期にMPEG4-ASP CODECを搭載したOKI MediaServer V5を商品化した。本稿では、まず、動画像符号化の国際標準であるMPEGの概要を紹介し、続いて、当社の高品質MPEG4-ASP CODECを中心にその技術概要及び特長について紹介する。

「早解メール」は電子メールから要点だけ抽出し、指定したメールアドレスに転送するシステムである。携帯電話のような制約のある環境でも、利用者は手軽にメールの概要を把握することができる。本稿では「早解メール」の主要機能とそこで使われている要点抽出方法を紹介する。

インターネットの急激な進展により、各家庭にも大容量、長距離伝送接続、いわゆるFTTxサービスが必要となっている。本稿では本FTTxサービスに適用される光メディアコンバータ製品群について技術的な概略を紹介する。

光波長フィルタ技術は、通信容量の増大に大きな役割を果たす光波長多重通信に必用な技術である。この解説では、沖電気で開発している光導波路を用いた、新しい構造に基づく可変波長光フィルタおよび分波素子を紹介する。

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