No.189 システムコンポーネント特集
人間の虹彩(アイリス)認識技術を個人認証に用い、ネットワークへの不正侵入やデータの不正アクセスを防止する情報セキュリティ市場向けに小型・低価格のアイリス認証セキュリティシステムを開発した。
専用業務用端末用の入力装置である「多項目入力装置」の変遷、現在主流となっている装置の仕組み、当社の取り組みである「VT8000S2」・「VTM」についての商品紹介、そして今後の展望について述べる。
沖の通帳伝票プリンタは、国内でNo.1シェアを誇る製品である。本報においては、国内と海外におけるニーズの乖離と、海外戦略において克服しなければならない「既存沖製品の常識を超越した」技術的/コスト的ニーズ課題を示し、それらを実現した経緯について報告する。
カラーダイレクトスキャナは、スタンド型の非接触型イメージスキャナである。開発にあたっては、ハードウェア/ソフトウェアで数多くの要素技術を開発して、高速、高画質、高解像度の機能を実現した。
本稿では、処理のデジタル化が進む金融システムや電子政府システムなどにおいて利用可能なデジタル画像圧縮コンポーネント、及び、重要なデジタルイメージや印刷文書を不正改ざん保護し、真正性を保証する電子透かしコンポーネントを紹介する。
「ITS音声ポータルサービス」は移動電話を利用したサービスであり、今や最も「身近な端末」である移動電話を使い利用者に様々な情報を音声で提供する。利用者は検索条件を音声入力することにより、センタ側の音声ポータルシステムが検索した結果を音声で受け取ることができる。
高速無線LAN(国際規格「IEEE802.11b」準拠)を用いたデータ、音声の統合通信機能を搭載したSOHO向け情報通信システムであり、ケーブルレスで機動性の高いSOHOオフィス環境が実現できるシステムである。
沖電気のVoIP実績を生かし、従来のコスト削減にとどまらず、顧客満足度向上をもたらす高付加価値ソリューションとして、特に最近注目されている、コールセンタ・ソリューションとネットワークプロバイダVoIPサービス(SOHOおよびコンシューマ向け)を紹介する。
ブロードメッセンジャーは企業や商品広告宣伝、遠隔教育などに対応した製品で、金融、旅客、消防、学校、公共機関などあらゆる環境に即応できるマルチメディア情報配信システムです。インターネットとのメディアミックスにより、CS向上がはかれます。
Webアプリケーションの世界では主流となっているJ2EEによるシステム構築において、設計プロセスの中でのEJBコンポーネント化における問題点や誤用を取り上げ、その解決策及び正しい設計をするための早道を示す。
近年、ページプリンタは、印刷速度の高速化に伴い、企業内ネットワーク環境下で共有プリンタとして使われるケースが多くなっている。そのため、プリンタ管理者にとっては、共有プリンタの利用率の把握やコスト管理が重要になっている。ここでは、コスト管理に重点を置いたプリンタ管理ツールとして、印刷ジョブアカウントシステムを紹介する。
コンポーネント製造を支える技術として、特にBGA実装技術について組立品質・接続信頼性を踏まえた設計基準へのフィードバックを図ると共に、蓄積した製造ノウハウ情報をデータベース化、試作・量産段階で活用することにより、大幅な組立不良率低減(1桁ppm)を実現した。 更に、改修技術(リワーク、リボール)を確立することにより、設計部門が要求する試作基板へのニーズ(短納期の改修折込み)に応え、新製品開発リードタイム短縮に大きく貢献した。
CenterStageは、次世代のキャリアネットワークにおいてデータ・音声統合サービスを迅速に低コストで実現するシステムです。従来の電話サービスと変わらないVoIPサービスをはじめとして、多彩なマルチメディアメッセージング機能との連携など最先端のIPコミュニケーション機能を提供。さらにネットワークアウトソーシングモデルを提供するキャリアやそれを利用する企業、コンシューマなど、それぞれのステージへ最適なソリューションを提供します。本論文では、まずCenterStageの目的を紹介し、次に技術的な背景を解説します。さらにCenterStageを構成する各コンポーネントの概要を説明し、最後に将来へ向けた拡張方針を示します。
IP-VPN網の広がりのなかで、キャリアが新ビジネスとして考えている電話アウトソーシングがある。
今回IPstage-EN版をベースに、電話アウトソーシング用に改良した、IPstage-COモデルを開発したので、その概要と機能について記述する。
NetBridge2000は、データセンタ、xSP、企業内で最適なStorage over IP仮想ストレージソリューションを提供するアプライアンスサーバである。NetBridge2000導入による従来のストレージ管理上の課題の解決、NetBridge2000の機能について紹介する。
消防業務の情報処理機能を強化した、消防情報支援システムを開発した。本システムは、消防本部における各種台帳管理、報告書・集計・印刷・データ共有等の機能を実現し、消防業務の効率化を図っている。更にシステム構築を容易に行うための仕組みも構築している。
高速高画質カラープリンタ用光源として、毎分45枚、1200DPIとい高性能な新型A4サイズLEDプリントヘッドを開発した。また、本ヘッドはマトリクス配線構造をもつ新規なLEDアレイの採用により、従来に比較し部品点数が少なく実装が容易で、低価格であると特長を合わせ持つ。
構内ADSLは、インターネット常時接続用ブロードバンドアクセス回線としてのADSLとは目的を異にした、電話線の利用による企業内、集合住宅など、いわゆる構内にフォーカスした高速ネットワークインフラを提供する。
沖電気が業界をリードしてきた水中音響センサ技術が光ファイバセンサ技術へと大きく変化を始めている。何故に音から光なのか? 光ファイバセンサ技術の開発の今日までを振り返り、明日への展望について述べている。