商品・サービス
バックヤード以外の設置にも対応可能なリサイクル型入出金装置「USCOSⅢ」を販売開始
2025年3月3日
従来機種よりコンパクト化を実現し、金庫レス運用を可能にするオプション機器を充実
OKIは、流通小売店舗や交通機関、配送などの現金を扱う業界に対して、バックヤードに限定せず設置可能なリサイクル型入出金装置「USCOSⅢ(アスコススリー)」を本日より販売開始します。従来機種よりもコンパクトな筐体を実現しつつ、硬貨の回収容量を最大4,000枚まで対応可能としました。また、保管庫や通帳プリンターなどのオプション機器も充実させることで金庫レス運用を可能にしています。本商品は、2031年度までに2,500台の販売を目指します。
近年、流通小売店舗や交通機関、配送業界において、キャッシュレスの普及が進む一方、完全なキャッシュレス化には至らず、現金の取り扱いが依然として必要とされています。また、感染症対策や人手不足対策として導入されている「セルフレジ」により、店舗にレジが増加し、それに伴う釣銭の準備が以前よりも増えています。そのため、釣銭の補充作業や閉店後の締め作業などの工数が従来よりも増えていることが課題となっていました。
「USCOSⅢ」は、以下のような機能充実やオプション機器追加で、コンパクトな筐体でも大容量の硬貨を回収することが可能です。また、金庫レス運用実現し、現金管理業務の効率化を図ることもできます。
- 高セキュリティ性を実現
フロント扉、出金口、カセットの脱着などに電磁ロック機能を搭載し、従来品と同様の筐体強度を継承しています。また指静脈認証を標準装備することで、ログイン時のセキュリティが向上し、高セキュリティ性を実現します。
- コンパクトな筐体でも大容量の硬貨が回収可能
コンパクトな筐体でバックヤードだけでなく、サービスカウンターなどの狭い場所でも設置可能です。また、最大4,000枚の硬貨を回収可能で、現金管理者の作業軽減を実現します。
- 大型タッチパネルディスプレイを採用
大型タッチパネルディスプレイを採用し、直感的に操作ができます。困った時にも、対処方法がディスプレイに表示されるため、マニュアルが不要です。
- 包装硬貨の入出金機能を追加
包装硬貨の保管庫が引き出し式を採用し、出金だけでなく、入金も可能です。
- オプション機器の追加で金庫チェック作業軽減
保管庫や通帳プリンターなどのオプション機器を取り付けることで、金庫チェックの作業を軽減できます。
OKIは、これまで培ってきた自動化技術をさらに発展させ、今後も流通小売サービス・交通機関など、現金を扱うさまざまな業界・分野の課題解決に支援していきます。
販売計画
| 標準価格 |
オープン価格 |
|---|---|
| 出荷時期 |
2025年4月 |
| 販売目標 |
2031年度までに2,500台 |
仕様
本体
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | W620mm×D680mm×H1,440mm(突起部含まず) |
| 重量 | 320Kg未満(現金未装填時) |
棒金保管庫
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| サイズ | W254mm×D645mm×H946mm |
| 構成 | 構成は2種類 ・棒金×3段 ・棒金×2段+警送バッグ保管庫 |
| 装填方法 | 手装填 |
| 抜取方法 | 手抜取 |
| 重量 | 90Kg未満(現金未装填時) |
- 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
- USCOSは、沖電気工業株式会社の日本における登録商標です。
- その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
※各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。