ユーザーに割り当てるロールを登録します。例えば、部署名や、役職名のロールを作成し、それぞれのロールに対して許可する操作(印刷など)を設定し、登録します。
登録できる最大のロール数は、100件です。
ロールで許可/禁止を設定できる操作は、下記になります。
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パソコンからのプリント
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USBメモリーからの印刷
工場出荷時の設定では、2種類のロールが登録されています。
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.AdminRole:
装置管理者のロールです。一般ユーザーに割り当てることができます。[.AdminRole]を割り当てたユーザーは、装置管理者として振る舞うことができ、Webページで[管理者のログイン]も行うことができます。(ただし、アクセス制限が有効であり、かつ、ローカルユーザーであることが条件です。)
[.AdminRole]は、削除や編集することはできません。
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.DefaultRole:
ユーザー登録するときに、ロールが指定されなかった場合に割り振られるロールです。
[.DefaultRole]は削除できませんが、アクセス権の編集は可能です。
1人のユーザーに対して、複数のロールを割り当てることもできます。
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本機のWebページを開きます。
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管理者としてログインします。
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[ユーザー管理]をクリックします。
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[ロールリスト]をクリックします。
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[+]をクリックします。
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ロール情報画面を表示するので、必要な情報を入力します。
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ロール名: 任意のロール名を入力します。同じ[ロール名]を登録することはできません。また、[ロール名]を省略することはできません。
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ロールの説明: ロールについての説明などを入力します。
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パーミッション: このロールでの各操作の許可/禁止/強制禁止を設定します。
強制禁止を設定すると、他のロールで許可されている操作が禁止になります。
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ローカルユーザーリスト: このロールを割り当てるローカルユーザーの追加や削除を行います。
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Kerberosユーザーリスト: このロールを適用するKerberosユーザーを追加します。
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[登録]をクリックします。
登録済みのロールをコピーし、コピーした設定を基にして新たなロールを追加することもできます。
ロール名の右の[Copy]をクリックすると、ロール情報画面を表示するので、必要な項目を変更し登録します。