印刷データを暗号化/パスワードの設定をする(暗号化認証印刷)
パソコンから機密情報を印刷するときに、印刷ジョブを暗号化して本機に送信します。印刷ジョブは本機のメモリーに保存され、登録したパスワードを操作パネルから入力しないと印刷できません。機密情報への不正なアクセスを防止できます。
注
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本機の内蔵メモリーの容量不足で、スプールしたデータを格納できないときは、ファイルシステムがいっぱいであることを示すメッセージが表示され、印刷ジョブは実行されません。
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この機能は、Windows用XPSプリンタードライバー、Mac OS Xでは使用できません。
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本機をプリントサーバーでネットワーク共有している場合、Windows用PCLプリンタードライバーでは、ポスター印刷または小冊子印刷とこの機能を併用することはできません。
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この機能を使用するときは、[ホストの開放を優先する]のチェックを外してください。
パソコンで暗号化/パスワードの設定をする(Windows用PCL/PSのみ)
印刷したいファイルを暗号化します。データは暗号化された形式で本機のメモリーに送信された状態で保存されます。設定したパスワードを操作パネルから入力するまで印刷できません。
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印刷するファイルを開きます。
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[ファイル]メニューから[印刷]を選択します。
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[詳細設定]をクリックします。
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[詳細設定]タブを選択します。
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[暗号化認証印刷]を選択します。
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[パスワード]に任意のパスワードを入力します。
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[OK]をクリックします。
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必要に応じてほかの設定をして、[OK]をクリックします。
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[印刷]画面で[印刷]をクリックします。
本機に暗号化してパスワードを設定した印刷ジョブが送信されるだけで、まだ印刷されません。
メモ
メモリーに保存されている印刷ジョブは、印刷が終了するか、ある一定期間を過ぎても印刷されないと、自動的に削除されます。データの送信時にエラーが発生したり、ジョブがパソコンから送信された時から変更されていることを検出した場合は、ジョブは自動的に削除されます。
暗号化/パスワードが設定された文書を本機から印刷する
本機の内蔵メモリーに保存された、暗号化してパスワードを設定した印刷ジョブを印刷します。
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[プリント]または
(プリント)を押します。
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[暗号ジョブ]を押します。
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パソコンで設定したパスワードを入力して[OK]を押します。
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暗号化認証ジョブがリスト表示されるので、印刷したい暗号化認証ジョブについて[印刷]を押します。表示された全ての暗号化認証ジョブを印刷する場合は[全て印刷]を押します。
[削除]を押すと、指定した暗号化認証ジョブを削除します。
[全て削除]を押すと、表示中の全ての暗号化認証ジョブを削除します。