原稿以外の部分を白くする(原稿外消去)
帳票など厚手の原稿を原稿ガラス上に置いてコピーすると、原稿ガラスと原稿ガラスカバーとの間にすき間が生じるため、原稿以外の部分が影のように黒くなります。原稿外消去機能を使うと、原稿以外の部分を白くすることができます。
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原稿外消去を設定 |
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設定なし |
注
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原稿を自動原稿送り装置にセットしてコピーする場合や、自動原稿送り装置や原稿ガラスカバーをしっかり閉じた状態でコピーする場合は、この機能は無効となります。
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この機能が有効の場合、背景除去の調整は手動で行ってください。自動背景除去機能は無効になります。背景除去を自動に設定している場合は、レベル3が適用されます。
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切れ込みがあるものなど複雑な形状の原稿や、端部の濃い原稿をコピーした場合には、原稿と原稿以外の部分の判定が適切に行われないことがあります。
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[コピー]または
(コピー)を押します。
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原稿を原稿ガラスにセットします。
注
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照明の直下は避けて使用してください。原稿外の影が不自然に残ることがあります。
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原稿ガラスカバーや自動原稿送り装置を十分に開けておいてください。開けかたが十分でないと、原稿と原稿以外の部分の判定が適切に行われないことがあります。
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コピー中は強い光が漏れるので、原稿ガラスを直視しないでください。
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[画質]タブの[原稿外消去]を押します。
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テンキーまたは
と
を押して、1~5までの[原稿外部判定濃度]を入力し、[OK]を押します。
標準の原稿外部判定濃度(3)で問題が生じた場合は、以下の要領で原稿外部判定濃度の調整を行ってください。
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原稿以外の部分が消去されない場合は、原稿外部判定濃度を+方向に調整します。
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原稿内の濃い部分が消去されてしまう場合は、原稿外部判定濃度を-方向に調整します。
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(スタート)を押します。