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Yumeトーク

May 31,2019

Yumeトーク第16回 オールOKIの総合力を活かしたイノベーションを推進「イノベーション推進部」

SUMMARY

OKIの「イノベーション推進部」では共創パートナーを募り、ともにイノベーションを実現することで、新たな事業機会の創出を目指しています。最良のイノベーションパートナーとしてOKIは「どんなことができるのか? 何をしてくれるのか?」......。
2019年4月に、コーポレートでOKIのイノベーション推進活動を統括するイノベーション推進部 部門長に就任した藤原 雄彦が語ります。※本記事は、Yumeトークシリーズとして採番しなおしましたため、再掲いたします。

経営基盤本部イノベーション推進部 部門長
藤原 雄彦

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次期中期経営計画に向けたイノベーション推進活動に注力

藤原部門長のこれまでの経歴について教えてください。

藤原1987年にOKIに入社し、通信事業者向けの交換機のハードウェア開発設計を担当しました。NTTの通信研究所との共同研究を経験した後、IPネットワーク市場向けのマーケティング部門を経て、2014年からIoT(Internet of Things)向けの事業企画を担務しました。その後に情報通信部門にてIoTアプリケーション推進部の部門長として、海洋・音響、5G×自動運転、スマートシティ等の部門横断テーマの推進、「社会インフラ×IoT」に関するプロモーション活動の推進を行ってきました。

イノベーション推進部とはどのような関係がありましたか?

藤原2017年度の下期に社長直轄で発足したイノベーション推進プロジェクトのメンバーになり、一般社団法人 Japan Innovation Networkが開催したJINイノベーション塾に通いました。JINイノベーション塾では、他社の方々と共同でSDGsの目標からビジネス機会を探索するプロセスを学びました。その活動の中から現在のOKIのイノベーション推進活動の基本となるYume Proプロセスを自らが主導して構築しました。その後、イノベーション推進部とは事業部門の立場で情報共有し、イノベーション推進活動を支援してきました。

事業部門での多くの経験を踏まえ、新たにイノベーション推進部 部門長として、どのような方針をお持ちですか?

藤原2019年度のイノベーション推進部は、次期中期経営計画におけるOKIグループ全体のイノベーション推進活動を統括し、Yume Pro活動を通して新たな価値創出を目指します。これまでイノベーション推進部は、新たな事業分野として「医療・介護」「物流」「住宅・生活」をテーマに共創による新規事業の創出に取り組んできました。昨年度は試行錯誤に多くの時間を費やしましたが、今年度はイノベーション活動の原点に立ち返り、社会課題を解決する価値の創出、つまり、Yume Proプロセス(顧客課題~仮説の立案~ビジネスモデル作成~検証)を実行し、繰り返し顧客と共にビジネスを創り上げていくプロセスをきっちり推進していきたいと考えています。具体的なテーマとしては、ひとつは「ヘルスケア」。SDGs3.4のターゲットである非感染症すなわち成人病による死亡者数の減少のために、認知症や糖尿病などの早期検知と予防について、保険会社や製薬会社との共創活動を具体化します。また、「物流」「住宅・生活」は早期に社会課題を絞り込みます。その3つに加え、現在情報通信事業本部にて検討している「海洋・音響」分野の一部の領域にもチャレンジします。OKIが得意とする音響センシングや光ファイバーセンシング技術を活用した、海上航行の安全性を確保する「船舶IoT」やSDGs14.7および14.b/cのターゲットに連動した「海洋資源・保全」に取り組み、新たな領域での社会課題解決を目指します。

新体制で強化することは?

藤原事業部門や営業部門との連携を強化し、オールOKIとしてのイノベーション推進を行っていきます。そのためには先ほど述べた通り、Yume Proプロセスをしっかり実行・推進し、SDGsの目標達成に繋がる新たな価値の創出を目指していきます。
また、もう一つ強化したい点は研究開発センターとの連携強化です。パートナーとの共創はもちろん重要ですが、並行して自社の強みを活用して新たな価値を生み出す活動も行います。今年度は事業部門、営業部門との連携に加え、研究開発部門とのコラボレーションも強化した融合体制にてイノベーション活動を推進していきます。

対外的なプロモーションもさらに強化していきます。OKIグループとして出展するCEATECやOKIのプライベート展示会であるOKIプレミアムフェアのワーキングを統括し、OKIグループ全体として一体感のある情報発信を行っていきます。

最後に、イノベーション推進部および藤原さんの今後の展望、夢について、お考えを聞かせてください。

藤原製造業の世界では第4次産業革命(Industry4.0)に向けてIoTやAI活用の取り組みが具体化されつつあり、その先には、日本政府が提唱するSociety5.0があります。これは、IoTやAIを活用して、安心・安全で便利な社会の構築を目指すものですが、まさにOKIが掲げる「“モノづくり”・“コトづくり”を通して、より安全で便利な社会のインフラを支える企業グループ」を目指すというOKIのビジョンと合致するものです。今年度はYume Proの取り組みを実行・具体化し、2022年度に向けた次期中期経営計画におけるイノベーション推進の方向性を打ち出していきます。具体的にはSDGsの目標達成に繋がる、インパクトのあるビジネスを創出したいと思います。

私の夢は、気候変動等に伴う激甚災害や環境破壊が深刻化する中で、「人々が幸せで豊かな生活ができる社会に貢献すること」です。そのために市場にOKIの提供価値を積極的にアピールすべく、常に明るく、楽しく取り組んでいきたいと考えています。

本記事およびOKIの「Yume Pro」については、こちらよりお問い合わせください。

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