オープンイノベーションの活動拠点「Yume ST(ユメスタ)」オープンしました!イノベーション担当の方、一緒にリーンスタートアップしてみませんか?
SUMMARY
Yume Proの活動の拠点として、5月7日にイノベーションルーム「Yume ST」(ユメスタと読みます)がオープンしました。 オープンイノベーションの活動拠点であるYume Proでは、これから新規事業やイノベーションを生み出したいと考えるパートナー様と一緒に、これまでになかった新しいビジネスを創造する活動をしていきます。

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オープンイノベーションを起こすために考えたこと
私たちは、イノベーションを目指すパートナー様とこれまでにない新しいビジネスを生み出すために最も重要であり必要なのは、想像力を発揮できる空間だと考えています。 創造を引き出すには、ワクワク感や非日常感、自由な雰囲気の環境にすることが重要であり、さまざまな視点から議論をしたり、異なった分野で得られた知見を組み合わせたりすることが新規事業担当者やイノベーターたちへの刺激となり、新しいビジネスアイデアが生まれやすくなると考えました。 おそらく、企業でイノベーションを担当されている方々も、同じように感じられているのではないでしょうか?
近年、多くの企業では独自の工夫を凝らしたオープンイノベーションの活動拠点が立ち上げられていますが、OKIも「ワクワク感や非日常的感、自由な雰囲気がイノベーションを生み出す」という仮説の元、「Yume STはいつも楽しそう」「ここに来ると何か新しいことが起こるよね」と言ってもらえ、どんどんと人が集まるような空間を目指して、Yume STを作りました。
イノベーションのために想像力を高める工夫
ところで、子供のころツリーハウスを作ってみたい! 登ってみたい! と思ったことはありませんか? わたしたちは、イノベーションを起こすような発想の転換には、まず、子供の頃のような「ワクワク感」を大切にするべきだと考えています。
Yume STは、そのような思いのもと、子供のような無邪気な心を持った仲間たちがツリーハウスに集まって一緒にアイデアを生み出せることを願って設計しました。子供の頃のワクワク感を思い出せるように工夫をしているのです。
ワクワクを生み出す内観
Yume Proのロゴがあしらわれたスライドドアを開けると、2本の樹木をシンボルとし、森にそびえ立つスカイツリーをイメージした空間が広がります。木目調の床でツリーハウスの床を表し、天井の緑でシンボルである樹木の枝葉を表現しています。2本の樹木はOKIとパートナーを表しており、その間にかかる「うんてい」で両社の絆を表現しています。OKIとパートナー様の共創により、森から新しい天空の世界へ突き進んでいきます。 また壁全面を覆う白いホワイトボードは、ツリーハウスの周りの空や雲をイメージしており、雲に絵を描くような遊び心を引き立てます。


自然と発想を生み出せるようなBGM
イノベーション担当の方の中には、リラックスした状態のとき突然アイデアがうかんだという経験をした方は多いのではないでしょうか? 昔から、アイデアを生み出すには「雰囲気」が重要であることはよく知られていますが、会議室にこもったままでは発想を生み出すリラックスした雰囲気は生まれにくいものです。 人は鳥のさえずりや川のせせらぎでリラックスを得られるともいわれていますので、Yume STでは、森の中のツリーハウスで聞こえてくる鳥のさえずりや川のせせらぎをBGMとして流すことで、想像力を生かせる工夫がされています。
頭が疲れたときにはコーヒーもどうぞ
オープンイノベーション活動拠点「Yume ST」でできること
共創パートナー候補の方々との活発な議論を展開する場として活用しつつ、ワークショップやセミナー、イノベーション研修などに活用していきます。また、OKI 虎ノ門ショールームへ来訪されたお客さまとのコミュニケーションの場、さらには個人ワークの場としての利用も歓迎します。「何か新しいことをしたい」「こんなことを考えているんだけど」と思っている方は、どんどん足を運んでください。一緒にアイデアを膨らませましょう。
「Yume ST」ってどう読むの? という意見も…
さいごに、Yume STのSTには、Studio、Start、Station、Stadium、Street、Stageなど、さまざま意味を込めています。OKIが唱える「Open up your dreams」の夢を実現するための、夢への出発点を目指しています。
経営基盤本部 イノベーション推進部 福永 茂