OKIグループはお取引先へのCSRガイドラインとして、JEITA(社団法人電子情報技術産業協会)が公表している「責任ある企業行動ガイドライン」に準拠し、人権・労働、安全衛生、環境、公正取引・倫理、品質・安全性、情報セキュリティ、事業継続計画、管理体制の構築などの項目を含む「OKIグループサプライチェーンCSR推進ガイドブック」を定めています。OKIは本ガイドラインに基づき、国内外のお取引先へセルフアセスメント調査票によるCSR調査を実施するとともに、国内のお取引先へは訪問によるCSRの取り組みの確認も行っています。
CSR調査にあたっては、一次・二次のお取引先約2,000社の公開情報からOKI独自の条件で絞った約300社を対象として選定しています。2021年度は、このうちアジアや中国に製造拠点があるお取引先51社より調査票による回答を得ました。一次お取引先が商社の場合は、二次お取引先に調査票の提出をお願いしています。今回の調査において、CSRの取り組みに懸念があるお取引先はありませんでした。今後も、ESGに対するステークホルダーの関心のさらなる高まりを踏まえ、CSR調査における調査内容の拡充、見直しを進めます。2022年度は約100社へCSR調査を依頼する計画です。