2021年8月18日
店舗に設置されたCR-20
OKIは、株式会社オーベル(代表取締役社長:根占 賢志、本社:東京都調布市、以下オーベル)が運営する保険調剤薬局「オーベル薬局」東つつじヶ丘店に、硬貨紙幣つり銭機「CR-20シリーズ(以下CR-20)」を納入しました。薬局での現金会計時に支払いと釣銭受取をお客様自身が行う「セミセルフ方式」の端末として、7月から稼働を開始しています。同社はCR-20の導入により、コロナ禍においても、患者様と薬剤師が感染を気にせず安心して薬局を利用できる環境を実現しました。
オーベルは、「地域に根ざすアットホームな薬局経営」を目指し、一人一人の患者様、お客様の要望に親身に対応しています。コロナ禍でも通院・投薬が必要な患者様やお客様に、安心して調剤薬局をご利用いただけるよう、CR-20を採用しました。既設のPOSシステムとCR-20を接続し、通常POS操作側に向ける現金投入口を支払いするお客様側に向け、支払いと釣銭受取をお客様自身で行うことで、対面での現金授受を不要とし、人と人との接触機会を減らす「セミセルフ方式」を実現しています。
今回実現した「セミセルフ方式」では、薬剤師がお客様の処方薬や薬局で販売している商品をPOS側で精算し、金額が確定後にお客様が現金をCR-20に投入し、釣銭と領収書と商品を受け取ります。CR-20の特長は、業界トップクラスの処理速度により現金の入出金が速く、また返却された硬貨の受け取り口が取り出しやすい設計になっているため、使いやすくお客様を待たせません。また、POSレジとの接続はUSBケーブル1本で完了するため、導入にも手間が掛かりません。
OKIは今後も、流通・小売・飲食・医療業界など、セルフサービス端末を導入している様々な業界・分野にニューノーマルで求められる「非接触・非対面」サービスを提供するとともに、これまで培ってきた自動化技術によりリテールシフト・フロントシフトを実現することで、安心で便利な社会のインフラを支えていきます。