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プレスリリース

2020年12月21日

株式会社沖ワークウェル
沖電気工業株式会社

山形県の養護学校で初の遠隔職場実習を実施


遠隔職場実習の様子

OKIグループの特例子会社(注1)であるOKIワークウェル(社長:堀口 明子、本社:東京都港区、以下OWW)は、12月1日から12月4日の4日間、山形県立ゆきわり養護学校(校長:髙橋 幹則、所在地:山形県上山市)において、高等部3年生1名を対象に「テレワーク」を体験する遠隔職場実習を実施しました。対象の生徒は移動に制限があり、コロナ禍もあって実習を受け入れてくれるバリアフリーの企業が近隣にないことから、特別支援学校での遠隔職場実習において豊富な実績をもつOWWが、医療ソーシャルワーカーと学校からの要望を受けて実施したものです。生徒は、自宅からネットワーク経由で講師のOWW社員とコミュニケーションをとり、テレワークで働く体験をしました。

OWWは、国連が定めたSDGsの目標4「質の高い教育をみんなに」の実現に向け、2004年から継続的に全国各地の特別支援学校(肢体不自由)に遠隔職場実習の場を提供しており、これまで200名以上に、OWWが実際に在宅雇用で活用しているバーチャルオフィスシステムを用いた実習を行ってきました。コロナ禍にあっても学校や病院、自宅にいながら受講することが可能なため、今年度も多くの学校から実施の要望を受けています。

実習の講師を務めたのは、自身も重度障害があり、通勤が困難で在宅勤務をしているOWW社員です。自らの体験・経験を活かし、在宅勤務をする上で最も重要なコミュニケーションの取り方や、ビジネス文書作成などのITスキルについて、北海道の自宅からネットワーク経由で、実習を交えながら指導しました。

遠隔職場実習を体験した生徒からは「実習では、やりとりの大切さを学び、そこから信頼が生まれるということも実感することができました。仕事をすることは責任を感じますが、こうした信頼の中で仕事をすることは、充実感を得ることができるのだということがわかりました。」との感想をいただきました。

OWWでは、全国21都道府県に56名の通勤困難な重度障害者が在宅勤務しています。障害者の在宅雇用の経験を学校教育に活かす取り組みとして、このほかに特別支援学校(肢体不自由)の児童生徒・保護者を対象とした出前授業も実施しています。今後も、子どもたちの勤労観・職業観を育成するキャリア教育への支援活動を続けていきます。

用語解説

  • 注1:特例子会社

    「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
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本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIワークウェル
電話:03-5445-6805
  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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