2020年12月10日
きのくに信用金庫本店営業部
OKIは、関西地区の信用金庫として初めて、きのくに信用金庫(理事長:田谷 節朗、本店:和歌山県和歌山市、以下きのくに信金)メッサオークワガーデンパーク和歌山店に省スペース型ATM「CP21Z」を納入しました。本ATMでは、ジャーナル(注1)管理にしんきん大阪システムサービス(社長:若槻 勲、本社:大阪府大阪市、以下OSS)のATM電子ジャーナル集中管理システムを採用し、セキュリティの確保と事務負担の軽減を行っています。信用金庫における省スペース型ATMでの本サービスの採用は初めてとなります。
省スペース型ATM「CP21Z」
「CP21Z」は幅45センチと小型で、従来はスペースの問題で出店が難しかった場所への出店が可能です。また利用客数が多く見込める場所(駅、スーパーマーケットなど)へのローコストでの出店が実現できます。きのくに信金では、発足以来、「地域とともに繁栄する」という経営理念のもと、地域やお客様の課題を解決することで、お客様と共に地域の未来を創っていくことを目指しています。「CP21Z」の採用により、多くの利用客が訪れる商業施設内に出店することで、お客様の利便性のより一層の向上を目指します。
また今回の納入にあたり、信用金庫の省スペース型ATMで初めて、ジャーナル管理にOSSの電子ジャーナル集中管理システムを採用しました。本システムに接続された「CP21Z」のジャーナルデータは、ネットワークを介してOSSの「ATM電子ジャーナル集中管理サーバー」に自動的に収集され、暗号化して保管されます。本システムの採用により、従来必要だった紙によるジャーナルデータの保存が不要になり、データに含まれる個人情報の紛失リスクも回避できます。サーバーに保管されたジャーナルデータはこれを管理する事務センターから閲覧することができ、事務作業の負荷軽減にもつながります。なお、OSSの電子ジャーナル集中管理システムのソフトウェア開発にはOKIも参加しています。
OKIは今後も、新たな店舗出店やサービスにつながる商品の品揃えを充実させ、金融機関の収益アップと、金融機関を利用されるお客様の利便性向上に貢献していきます。
ATMの取引操作や運用操作に関わる履歴情報。