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プレスリリース

2020年11月4日

「学校蔵プロジェクト」による日本酒「挑~進取の精神~」が完成

尾畑酒造と協働、「学校蔵から佐渡と日本酒の未来に夢を」


完成した日本酒

OKIが尾畑酒造株式会社(代表取締役社長:平島 健、所在地:新潟県佐渡市)が運営する「学校蔵」で実施してきた日本酒造り「学校蔵プロジェクト」による日本酒「挑~進取の精神~」が完成し、このほど現地でお披露目のイベントが行われました。OKIの企業理念にちなみ「挑~進取の精神~」と命名されたこの日本酒は、今後OKI主催のイベントなどで活用される予定です。

「学校蔵」とは、尾畑酒造が、2010年に廃校となった地元の小学校の木造校舎を改造して2014年に再生した酒蔵で、2020年5月には「清酒特区(注1)」第1号認定を受け、地域に根差した日本酒造りを進めています(注2)。OKIは尾畑酒造の「学校蔵から佐渡と日本酒の未来に夢を」という地域社会の発展に貢献する考えに賛同し、日本酒造りへの参加という形で「学校蔵」を支援してきました。2020年6月には清酒特区認定後初シーズンとなる学校蔵での日本酒造りに、OKIの社員が体験参加しています。

今回完成した日本酒は純米大吟醸で、「歴史の継承と未来に向けた新しいモノづくりへのチャレンジ」をコンセプトに、淡麗旨口、軽快でなめらかでありながら深いコクがある味わいに仕上がりました。創業139年の歴史と伝統を継承しながら、未来に向かって変革に挑戦し、常に新しいモノづくりにチャレンジするOKIの姿勢と、企業理念からとった「進取の精神」を組み合わせ、「挑~進取の精神~」と命名しています。佐渡の象徴である朱鷺のイラストを背景としたラベルのデザインはOKIグループの特例子会社(注3)であるOKIワークウェル(社長:堀口 明子、本社:東京都港区)の社員が担当し、OKIのラベルプリンターMICROLINE VINCIでプリントしました。

10月30日に現地で行われたお披露目イベントでは、OKI宮澤常務執行役員が、あらためて尾畑酒造への感謝を述べるとともに、「新型コロナウイルスの影響で本当にできるか不安もあったが、こうして完成できたことは感慨深く、挑戦した社員の自信にもなった。OKIは来年創業140年を迎えるが、これからも変革、改革に挑戦していきたい」と語りました。

本件に対して、尾畑酒造株式会社 専務取締役 尾畑 留美子様よりメッセージをいただいています。

廃校を再生した学校蔵での酒造りに共感していただき、皆さまのオリジナル酒を製造するというプロジェクトを立ち上げていただけたことにまずは感謝申し上げます。酒造りを通して佐渡島が取り組んでいる朱鷺との共生や田圃の風景に触れていただいたり、再生エネルギーを取り入れた酒造りで地域社会の循環を実感していただく機会になったのなら幸いです。コロナ禍、リモートワークやワーケーションが注目を集めておりますが、OKI様には佐渡島で酒造りをご一緒していただいたことでそんな実証体験にもなったのではないかと考えています。今後も佐渡島を故郷のように思っていただければ嬉しいです。

尾畑酒造株式会社 専務取締役 尾畑 留美子

用語解説

  • 注1:清酒特区

    すでに清酒の製造免許を受けている者が地域の活性化などを目的として、清酒製造体験を実施する施設を増設する場合に、既存の製造場とひとつの製造場とみなすもの。この特区制度により観光・体験施設などでの清酒の醸造・仕込みが可能となる。

  • 注2:「清酒特区」に認可前の「学校蔵」は、リキュール製造免許で樽酒風味のリキュールを製造。
  • 注3:特例子会社

    「障害者の雇用の促進等に関する法律」に定める、障害者の雇用に特別の配慮をした子会社。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKI、株式会社沖ワークウェルは通称をOKIワークウェルとします。
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