2020年11月16日
OKIは、株式会社山梨中央銀行(本店:山梨県甲府市、頭取:関 光良、以下 山梨中央銀行)とともに、2021年4月の試行開始を目指し、現金取り扱い事務のセルフ化を含む営業店次世代型ハイカウンター(注1)の実現に向けた取り組みを開始しました。山梨中央銀行が開発する「タブレット受付システム」とOKIのセルフ入出金機「SmartCashStation」をミドルウェア「CounterSmart」で連携させた次世代型ハイカウンターの構築により、営業店窓口におけるお客さまの記入レス・職員のオペーションレス・ペーパーレス・検証レス・現金ハンドリングレスの実現を目指します。
次世代型ハイカウンター 実現イメージ
山梨中央銀行では、窓口業務の効率化・ペーパーレス化を目指すなかで、現金の管理をいかに効率化するかが課題となっていました。今回構築する次世代型ハイカウンターは、タブレットとセルフ操作型入出金機を組み合わせた新しい窓口です。来店されたお客さまは伝票を記入することなく、振込や税公金の納付などの取引内容をタブレットに入力し、本人確認など必要最小限の確認を職員がサポートすることで、取引が完結します。入金など現金の取り扱いは「SmartCashStation」にてお客さま自身が行うことで、お客さまの事務手続きにかかる負担を軽減しながら、現金管理を含む窓口業務の約9割を軽量化することを目指します。
OKIはネットワーク型セルフ入出金機「SmartCashStation」と「CounterSmart」により、現金を取り扱う店舗の窓口業務の軽量化を支援し、店舗変革の実現をサポートしていきます。
一般的に金融機関様の営業店で現金授受を伴う手続きを行う窓口のこと