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プレスリリース

2020年8月13日

沖エンジニアリング株式会社
沖電気工業株式会社

EV・HV搭載機器向けの高電圧遮へい電源システムによるEMC試験サービス開始

EV・HV向け高電圧電源製品の評価方法を定めた国際規格CISPR25:2016 Annex Iに対応


高電圧遮へい電源システム

OKIグループで信頼性評価と環境保全の技術サービスを展開するOKIエンジニアリング(社長:橋本 雅明、本社:東京都練馬区、以下OEG)は、EV(電気自動車)やHV(ハイブリッド車)に搭載される車載機器を対象とした高電圧遮へい電源システムによるEMC試験(注1)サービスを8月14日より開始します。EV・HVの開発を行うお客様を支援する新しいサービスとして、今年度1,000万円の売り上げを目指します。

環境への配慮からEV・HVなどの電動車へのシフトが進む中、電動車のコア技術であるモーター、バッテリー、インバーター、DC-DCコンバーター、コントロールユニットなどは、効率良くエネルギーを使用するために高電圧化が進んでいます。特にバッテリー電圧については、現在の400Vから800Vに引き上げる取り組みが始まっています。こうした車載機器の高電圧化に伴い、電源供給や信号通信に用いられる車載用のハーネスも従来の低電圧対応のものに加えて高電圧対応のものが使用されるようになり、高電圧側のハーネスから発生する電気的ノイズ(エミッション)が低電圧側のハーネスに干渉することによって車載機器に与える影響を調べるEMC試験の需要が増加しています。

このような状況をふまえOEGでは、1000Vの双方向高電圧直流電源と高電圧用疑似回路網、およびシールドボックス(外部からの電磁波の侵入や内部からの電磁波の漏洩を遮断する設備)を導入するとともに、CISPR25:2016 Annex I規格(注2)(EV・HV向け高電圧電源製品の評価方法を定めた国際規格)を熟知した技術者を育成し、同規格に対応した高電圧遮へい電源システムによるEMC試験(ALSE法による放射エミッション試験、および電圧法・電流法による伝導エミッション試験(注3))の実施を可能としました。

高電圧遮へい電源システムは、試験品をシールドボックス内部に設置した高電圧用疑似回路網に接続して車体を模した銅板上に置き、双方向高電圧直流電源から高電圧用疑似回路網を介して電流を流すものです。これにより、外部からの影響を排除しながら、高電圧用のハーネスと低電圧用のハーネス間で発生するノイズ干渉が車載機器に与える影響を調べます。本サービスへの対応により、お客様のEV・HVの開発をより強力にサポートすることが可能となりました。

OEGは今後も、さらに試験技術の向上や設備の充実を図り、認定試験所として対応範囲拡大を進め、お客様の製品の開発・製造・販売を支援していきます。

販売計画

標準価格
個別見積もり
販売目標
年間1000万円
サービス提供開始
2020年8月14日

用語解説

  • 注1:EMC試験

    EMC(Electromagnetic Compatibility:電磁的両立性)は、EMI(Electromagnetic Interference:電磁妨害)とEMS(Electromagnetic Susceptibility:電磁耐性)からなる。EMC試験は、供試品の電子機器から電磁的ノイズを発生し他に妨害を与えないことを確認するEMI試験、および外部からの電磁波で供試品の電子機器が影響を受けないことを確認するEMS試験の総称。

  • 注2:CISPR25:2016 Annex I

    「国際無線障害特別委員会(CISPR)の諸規格」のうち「車載受信機保護のための妨害波の推奨限度値および測定法」の規格の付属書Iのこと。

  • 注3:ALSE法による放射エミッション試験、および電圧法・電流法による伝導エミッション試験

    エミッションとは電子電気機器から放出される不要な電気的ノイズのことを言い、エミッションを測定する試験のうち、電子機器から空間中に放射されるノイズを評価する試験を放射エミッション試験と呼び、電源ハーネスや信号ハーネスを介して外部に伝搬されるノイズを評価する試験を伝導エミッション試験と呼ぶ。放射エミッション試験ではALSE法(アンテナ照射法)が用いられ、伝導エミッション試験は、電源電圧に起因するノイズを測定する電圧法、ハーネスに流れる電流に起因するノイズを測定する電流法の2種類に分類される。

リリース関連リンク

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • 沖エンジニアリング株式会社は、通称をOKIエンジニアリングとします。
  • その他、本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
本件に関する報道機関からのお問い合わせ先
OKI 広報部
お問い合わせフォーム
本件に関するお客様からのお問い合わせ先
OKIエンジニアリング EMC事業部
電話:0495-22-8412
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  • 各リリースの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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