2020年6月22日
寄贈した保冷庫付献血運搬車
OKIおよび「OKI愛の100円募金」(注1)は、2020年3月、日本赤十字社 沖縄県赤十字血液センター(沖縄県那覇市)へ、2019年度事業として保冷庫付献血運搬車(注2)1台を寄贈しました。
OKIでは、1996年度から24年にわたり、全国各地の赤十字血液センターへ保冷庫付献血運搬車や広報車の寄贈を行っており、今回が30台目の車両寄贈となります。
車両後部(保冷庫)の様子
OKIは1964年に品川事業所(当時)で日本初の企業集団献血を行って以来、多数の社員が献血に参加するなど、グループを挙げて日本赤十字社が推進する血液事業を支援しています。その一環として1996年度より、役員・社員による寄付型ボランティア活動「OKI愛の100円募金」を利用した日本赤十字社への車両の寄贈を継続してきました。募金に会社が同額を上乗せする「マッチングギフト」方式により、2018年度までに全国各地の赤十字血液センター延べ28カ所へ、広報車3台と保冷庫付献血運搬車26台の合計29台を寄贈しています。
久田所長
今回の寄贈について、寄贈先の沖縄県赤十字血液センターの久田友治所長からコメントをいただきました。
「3月に行う予定であった贈呈セレモニーは、新型コロナウイルス感染防止のため中止しましたが、寄贈いただいた車両は早速、県内の血液事業の推進に大活躍しています。」
OKIグループでは、これからも「OKI愛の100円募金」をはじめとする社会貢献活動を積極的に展開していきます。
OKIグループの賛同する役員・社員から毎月募金を集め、さまざまな社会貢献活動に活用するものです。「誰もが気軽に参加できる社会貢献」として1996年4月にスタートし、2020年6月現在、グループ22社の役員・社員が参加しています。血液運搬車などの寄贈に加え、公的補助が難しい難病者の在宅就労プロジェクトへの寄付や、社会課題解決に貢献するNPO/NGO、および社員が関わりをもつボランティア団体の支援などを実施しています。
献血運搬車とは、輸血用血液を病院などの医療機関に届けるほか、移動採血車や献血ルームで採血した血液を一定時間内に製品化するため、血液センターに移送する車です。遠距離移送などに対応するため、献血運搬車の後部座席を保冷庫に改造した車を、保冷庫付献血運搬車と呼びます。