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プレスリリース

2020年6月9日

経団連主催の「チャレンジ・ゼロ」に参加

ディープラーニングモデルの軽量化技術開発によりAIの省電力化を促進

OKIはこのたび、脱炭素社会の実現に向けたイノベーション創出へのチャレンジを促すことを狙いとする、一般社団法人日本経済団体連合会(以下、経団連)主催の「チャレンジ・ゼロ(チャレンジ ネット・ゼロカーボン イノベーション)(注1)」に参加しました。参加にあたりチャレンジ事例として「ディープラーニング軽量化技術による高度AI処理の電力消費効率の改善(注2)」を登録し、今後増加が見込まれるIoTアプリケーションへの応用が期待される高性能なAIについて、ディープラーニング(DL)モデルの軽量化によって演算処理にかかる消費電力を削減する技術開発を強化促進してまいります。

OKIは、社会インフラにおける安全・便利を目指してお客様との共創によるイノベーション活動を推進し、SDGsに掲げられた環境課題・社会課題をOKIの技術を活用して解決するとともに成長事業を創出すべく取り組んでいます。AI技術の普及が加速される中、AI処理のアルゴリズムとして多く活用されるDLは、画像や音声などの認識において優れた性能を有していますが、大量の演算リソースや電力を必要とします。OKIが今回「チャレンジ・ゼロ」に事例として登録したDLモデルの軽量化は、推論の精度を保ちながら演算量を削減できるため、高性能なモデルの高速化・省電力による環境負荷の低減につながるとともに、車載用途やスマートフォン、組み込みIoTデバイスなど多様なエッジデバイスの搭載を可能とすることから、多様で高度なデータ利活用社会の実現に貢献することが期待されます。

OKIは、温暖化防止およびSDGs達成への貢献を掲げた中長期環境ビジョン「OKI環境チャレンジ2030/2050」(注3)を2019年4月に策定し、生産・物流・製品使用などにおける取り組みを強化しています。このたびのチャレンジ・ゼロへの参加もそのための好機と捉え、引き続き、幅広い環境課題の解決に資する製品やサービスにつながるイノベーションの創出にチャレンジしてまいります。

  • 沖電気工業株式会社は通称をOKIとします。
  • 本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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