2020年1月14日
株式会社沖データ
沖電気工業株式会社
浜松アクトビールの地ビール
OKIグループのプリンター事業会社OKIデータ(社長:波多野 徹、本社:東京都港区)は、クラフトビールを醸造している株式会社浜松アクトビールコーポレーション(社長:中山 彰人、本社:静岡県浜松市、以下 浜松アクトビール)に、卓上型カラーLEDラベルプリンター「Pro1040」を納入しました。浜松アクトビールは、「Pro1040」を瓶ビールの銘柄ラベル作成用に活用し、11月より初の瓶ビール販売を開始しました。
浜松アクトビールは、浜松市で地ビールレストラン「マイン・シュロス」を運営しており、そのメニューのひとつである地ビール「フリッシュピルス」は、2019年1月横浜で開催されたクラフトビールの祭典「JAPAN BREWERS CUP(ジャパンブルワーズカップ)」のピルスナー部門で第2位に選出されました。同社はこれを機に、「我々の地ビールを外販して、このビールをきっかけに浜松に多くの方に来てもらうのも、地元浜松のにぎわいづくりに寄与できるのでは」とこれまで行っていなかった瓶ビール販売への挑戦を決意しました。
地ビール銘柄ラベルをPro1040で印刷
同社は「フリッシュピルス」の他にも4種類の地ビールを醸造しており、瓶ビールの販売にあたっては、様々な種類のラベルを商品の売れ行きに合わせて製作したかったため、外注ではなく内製できるラベルプリンターの購入を検討していましたが、インクジェットプリンターでは冷却したボトルが常温下にさらされることにより結露が発生し紙がにじむ、サーマルプリンターでは瓶同士の摩擦による黒ずみが発生するなどの懸念があったことから、これらの課題解決につながるOKIデータの卓上型カラーLEDラベルプリンター「Pro1040」を導入しました。
「Pro1040」は、対候性・耐水性・耐擦過性に優れているトナー方式を採用しています。また、銘柄ラベルに使用される合成紙や透明フィルム(PET)などを基材としたさまざまな粘着ロールラベル紙に印刷が可能で、黒ずみの原因となる感熱紙を使わず印刷できます。印刷会社へ外注する場合とは異なり、必要枚数に応じた数量の印刷ができることも導入の大きなポイントでした。
浜松アクトビールはラベルプリンターの導入によって今後、小ロット印刷の利点を活かし、父の日や結婚式など用途に合ったオリジナルラベルの瓶ビール注文にも対応していくなど、新しい挑戦を行っていきます。OKIは、今後も独自のLEDプリンター技術でさまざまな現場の課題を解決し、新しい挑戦を行う企業を応援します。