2019年2月25日
OKIは、楽天グループの楽天モバイルネットワーク株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 山田 善久、以下 楽天モバイルネットワーク)と連携し、同社が進める新たな4Gネットワークの構築に参入します。2019年2月から実施しているエンドツーエンドの完全仮想化クラウドネイティブネットワークにおけるデータ通信の実証実験へ参加し、今後も大規模かつ安定した通信ネットワークを構築するための検証と改善を、楽天モバイルネットワークとともに進めてまいります。
日本国内で新たにモバイルサービスを開始する楽天モバイルネットワークは、2019年10月のサービス開始に向けて4Gネットワークのゼロからの構築を目指しています。この革新的なネットワークの構築と、5Gを見据えた4Gモバイルブロードバンドサービスの拡張を継続的にサポートするため、OKIは、通信キャリア向けネットワーク市場で培った豊富なネットワークの知見とノウハウを活かして、最新の技術を用い、楽天の目指す4Gネットワークの構築を開始しました。
OKIは、この構築のステップとして実施された実証実験において、楽天モバイルネットワークが構築する新たなネットワークの安定性、スケーラビリティ(拡張性)、およびアジリティなどを検証するため、新たに設置された基地局とGC局(注1)およびデータセンターに設置されたネットワーク設備を接続し、エンドユーザーの利用を想定したモバイル端末を用い、インターネット接続に関する実電波による技術的検証および課題抽出を行っています。
OKIは、通信キャリアのサービス発展に欠かせない、最新技術と性能を活かしたシステム提供と最適なネットワーク構築への取り組みを一層推進し、安全で安心な社会の実現に貢献します。
本件に対して、楽天モバイルネットワークCTO(最高技術責任者)タレック・アミン氏より、ご賛同のメッセージをいただいています。
<楽天モバイルネットワーク株式会社 CTO タレック・アミン氏>
楽天モバイルネットワークは、最新技術を活用して信頼性の高い4Gモバイルネットワークを構築します。OKIの保有する豊富なネットワークの知見とノウハウが、本ネットワークを短期間で構築させることに重要な役割を果たしています。今後、楽天モバイルネットワークは、先進的なパートナー各社の協力のもと、革新的なモバイルブロードバンドを通して、最高のユーザーエクスペリエンスを提供していきます。
楽天モバイルネットワーク株式会社
電話網において加入者線を収納する加入者交換機が設置されている電話局。