社会貢献活動

環境保全

第22回「OKIグループ伊豆の森」森林ボランティアを実施

レポート 総務部 社会貢献推進担当 松本

2018年10月13日(土曜日)、沼津地区のOKIグループの社員を中心に結成された「OKI山と緑の協力隊」44名が、静岡県伊豆市の「OKIグループ伊豆の森」で、第22回目となる森林整備のボランティア活動を行いました。

OKI、静岡県伊豆市、およびNPO法人地球緑化センター(GEC)の3者は、2008年4月、2013年3月に締結した「OKIグループ伊豆の森 森林整備および交流活動に関する協定書」に基づき、これまで10年間にわたって社員・家族による森林ボランティア活動を計20回実施してきました。この実績をふまえて、2018年3月にはさらに3年間の協定延長を締結し、これまで同様、伊豆市修善寺梅林に隣接する市有林2.73ha、および戸田(へだ)峠周辺の10.38haの森林整備に引き続き取り組みます。

当日は曇り空で作業日和となりました。10時30分、参加者全員が修善寺梅林に集合し、開会式が行われました。伊豆市役所 農林水産課 梅原様から「天気的には曇り空で活動しやすい気候となった。エリア内には枯れた木もあるので強引に倒そうとせず、ケガのないよう安全には十分注意しながら良い汗をかいて欲しい。」との挨拶がありました。作業前、GEC指導員による参加者全員を対象とした安全確保のレクチャーを受けたあと、活動開始となりました。

  • 写真1
    開会式の様子
  • 写真2
    伊豆市役所 農林水産課のご挨拶

写真3
作業前に安全確保のレクチャーを受けました

作業は3班に分かれて行いました。参加者は班ごとにフィールドに入り、再度、レクチャーを受けたあと作業開始となりました。初めての参加者にはフィールドに入ってからも最初のうちは指導員が付きっきりで指導するなど、安全管理には注意を払いながら作業を進めました。間伐は木の倒す方向を決める「受け口」を切り込んでから「追い口」を入れて倒します。間伐した木は枝払いしたあと2mくらいの間隔で玉切りにして所定の場所に集めました。フィールド内は木と木の間隔が狭いために、切った木が倒し込めず、ほとんどの場合で「かかり木」になってしまいましたが、ロープを使ってみんなで一緒に倒し込むなど、協力し合って作業を進めました。

  • 写真4
    間伐対象木をノコギリで切ります
  • 写真5
    ロープで安全性を確保しながら作業します
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    確実に木を倒し込みます
  • 写真7
    切った木は枝を払って玉切りにします

写真8
みんなで食べる昼食は最高です

12時30分過ぎ、地域の婦人会の皆さまからなる「いなほ会」で作っていただいた豚汁と3種類のおにぎり、大根菜の浅漬けでお昼です。参加者はみんなおいしそうにほおばっていました。

昼食休憩後も、午前中に引き続き同じ作業に取り組みました。
午後になると作業にも慣れてきて、木を倒す際の掛け声とともに、かなり太い木を切り倒す場面も見られました。そのあとの枝払いや玉切りも大変ですが、木の切り口からはヒノキのいい香りが辺りに漂っていました。

15時30分すぎ、伊豆市役所、ならびにGEC指導員から1日の講評をいただき、心地よい疲労感とともに第22回目の活動を終了しました。

写真9
参加者全員で記念撮影!

参加者からの声(抜粋・要約)

  • 木を切るのは初めてだったので、いい経験になりました。ヒノキの香りに癒されリラックスもできました。また機会があれば参加したいです。
  • ワイルドな作業で楽しかったです。
  • 木を切るのは初めてで、最初はうまく切れませんでした。何回かノコギリを入れるうちにスムーズに切れるようになっていって楽しかったです。今回の間伐によって、良い木に育ってほしいと思います。
  • 初参加の森林ボランティアは、作業も移動もかなり大変でとても疲れましたが、貴重な体験ができたので参加してよかったと思います。
  • 木の切り方や間伐・除伐といった林業の知識を知ることができ、とても勉強になりました。

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