社会貢献活動

環境保全

第27回 長野県小諸市「OKIグループが育てる森」森林ボランティアを実施

レポート 総務部 社会貢献推進担当 松本

2018年5月26日(土曜日)、OKIグループの社員と家族43名は、長野県小諸市において第27回目となる森林整備のボランティア活動を行いました。

OKIおよびOKIグループ役員・社員による「OKI愛の100円募金」は、2005年1月に小諸市と締結した「森林(もり)の里親協定」を5年ごとに延長し、地元で操業する長野OKIやOKIハイテックの社員・家族などを中心に、これまで継続的に小諸市内の森林整備に取り組んでいます。

朝から晴れわたり、気候的にも恵まれた午前10時45分、参加者全員が活動フィールド(北大平地区)に集まり、開会式が行われました。活動は今回も小諸市役所 経済部 農林課、長野佐久地域振興局のご指導を得て行います。
長野OKI 中野社長の挨拶に続き、小諸市役所 経済部 森泉部長からは「2005年の協定締結以来、27回目の開催となり、継続的な活動に感謝している。天気も良く、すがすがしい気候の下、ケガには気を付け、安全第一で楽しい一日を過ごして欲しい。」との言葉で活動がスタートしました。

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    長野OKI 中野社長の挨拶
  • 写真2
    小諸市 経済部長のご挨拶

写真3
下草刈りのレクチャーを受けました

午前中の活動は第11回活動(2010年5月)でコナラなどの植樹をおこなったエリアの下草刈りです。作業開始前に、長野県佐久地域振興局 岩間指導員からカマの使い方や刈り取るべき下草の説明、ならびに下草刈りやツタ切りを行う理由等のレクチャーが実演も交えて行われました。
8年前に植樹したコナラなどは思ったより大きく育ち、その周辺に生い茂っている下草やツタ類をカマで刈っていきます。今回はカマを新調したとのことで、自分や他人はくれぐれも絶対に傷つけないよう注意がありました。
初めは慣れない手つきで下草と格闘していた参加者も徐々に慣れ、辺り一面がみるみるうちにきれいになっていくのが実感できました。

  • 写真4
    お父さんと一緒に下草を刈ります
  • 写真5
    お弁当を食べながら一休み

写真6
間伐作業のレクチャーを受けました

昼食休憩後、間伐作業に入る前に、岩間指導員から、作業時の安全確保についてのレクチャーがありました。間伐対象木の選木方法や倒す方向、「受け口と追い口」、かかり木になった際の対処方法、木を倒し込んだあとの枝払いや玉切りなどの処理方法について説明をいただきました。

写真7
間伐対象木をノコギリで切ります

レクチャーのあとは、フィールド内にある民有林の間伐です。植栽による人工林では、木の健全な育成のために枝打ちや間伐などにより木々の密度を調整する必要があります。これまでも何度か間伐を行った場所ですが、ヒノキがまだ密集しているため、さらに間伐します。

4班に分かれて各班の指導員から再度、木の切り方のレクチャーを受けたあと、作業をスタートしました。倒す木は生育具合や枝の張り方などを見て決めますが、間伐対象木には班ごとに異なる色のテープが巻かれています。倒す木を決めたら、その方向を決める「受け口」を切り込んでから「追い口」を入れて倒します。 密生した林内での作業のため、切った木が他の木の枝に引っかかってしまう「かかり木」になる場面もありましたが、みんなで力を合わせ地面に倒しこみました。間伐した木は枝払いしたあと、2m程度の長さに「玉切り」にして所定の場所に集めます。春先は木自体が水を吸い上げているため樹皮も簡単に剥くことができます。道具を使って樹皮を剥くとヒノキのいい香りが辺りに漂いました。

写真8
かかり木になった木は確実に倒しこみます

写真9
倒した木は枝を払って玉切りにします

4色のテープが巻かれた木も切り尽くした15時すぎ、岩間指導員から1日の講評をいただき、心地良い疲労感とともに第27回目の活動を無事終了しました。

写真10
浅間山をバックに全員で記念撮影!

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