レポート OKIワークウェル 下山利博
「OKIネットワーカーズ(注1) 」の下山利博は、出前講座に講師として参加する活動を行っています。地元の社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、区内の小学校や中学校での総合的な学習、高等学校による選択授業や奉仕授業、ボランティアセンター主催の講座などで福祉講座や車イス出前体験講座を行います。講座の内容は、「車イス出前体験講座」「ボランティア・福祉講座」などを行っています。
学校によっては、2階以上の会場で講座を行うことがあります。その場合には、教員や事務員・生徒の皆様に手伝っていただき、階段介助をしてもらうこともあります。ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございます。
各講座の詳細内容については、表内の「学校名・講座名」より開くページをご覧ください。
実施日 | 学校名・講座名 | 受講者 | 内容 |
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3月15日(木曜日) | 1・2年生 260名 |
スポーツ出前講座 | |
3月6日(火曜日) | 3年生 4クラス 145名 |
車イス体験出前講座 | |
3月2日(金曜日) |
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3名 | ボランティア・福祉講座 |
2月17日(土曜日) 2月19日(月曜日) |
全校児童405名 保護者多数 4年生2クラス 61名 |
スポーツ出前講座 車イス体験出前講座 |
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2月16日(金曜日) | 1年生 4クラス 115名 |
車イス体験出前講座 | |
2月15日(木曜日) | 2年生 2クラス 62名 |
車イス体験出前講座 | |
2月9日(金曜日) | 6年生 2クラス 68名 |
車イス体験出前講座 | |
1月22日(月曜日) | 5年生 2クラス 69名 |
車イス体験出前講座 | |
1月21日(日曜日) |
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10名 | ボランティア福祉講座 |
12月9日(土曜日) | 3年生 2クラス 59名 |
車イス体験出前講座 | |
11月28日(火曜日) | 1年生 4クラス 121名のうち57名 |
車イス体験出前講座 | |
11月17日(金曜日) |
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5名 | 車イス体験出前講座 |
11月10日(金曜日) |
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6名 | ボランティア福祉講座 |
10月18日(水曜日) | 2年生 1クラス 22名 |
車イス体験出前講座 | |
10月14日(土曜日) | 4年生 1クラス 32名 |
車イス体験出前講座 | |
10月13日(金曜日) | 1年生 7クラス 234名 |
車イス体験出前講座 | |
10月10日(火曜日) | 4年生 1クラス 32名 |
車イス体験出前講座 | |
10月6日(金曜日) | 3年生19名 4年生29名 |
車イス体験出前講座 | |
9月12日(火曜日) | 4年生 2クラス・他 90名 |
車イス体験出前講座 | |
7月24日(月曜日) 7月27日(木曜日) |
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中高生 14名 | 車イス体験出前講座 |
7月8日(土曜日) | 1年生 2クラス 57名 |
車イス体験出前講座 | |
7月7日(金曜日) |
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3名 | ボランティア福祉講座 |
6月29日(木曜日) | 2年生 8クラス 254名 |
ボランティア福祉講座 | |
6月28日(金曜日) |
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18名 | 車イス体験出前講座 |
6月23日(金曜日) | 1年生 4クラス 131名 |
車イス体験出前講座 | |
6月15日(木曜日) |
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7名 | 講師養成研修 |
6月10日(土曜日) | PTA 約70名 |
スポーツ出前講座 |
講話では、障がい者になった当時の様子や車イスでの生活について話します。道路の段差などが車イスでは困ることを実体験をとおして話し、いざという時のために車イスの介助ができるように学んでほしいとを説明します。人為的バリアの一つの例として、ごみのポイ捨てによって汚れたり転倒してケガをした事例を紹介し、ポイ捨てをしないだけでなく町をきれいにしてほしいことも伝えています。
車イス体験では、まず車イス操作方法と体験コースの説明をします。参加者同士がペアを組んで、車イスに乗る側と介助を行う側の体験をします。段差介助とマットの乗り越えをすることにより、段差や坂道・悪路などをイメージしたコースや、パイロンをジグザグによける狭い通路を通り抜ける体験をします。時間のある時は、介助してもらう側として乗っている方が自走体験をします。思うように操作ができなくて苦労する参加者もいますが、車イス介助のポイントを理解すれば、ぎこちなくても介助を行うことができます。
車イスを利用する障がい者を理解できる受講者が増えることが、とても嬉しいです。
出前講座の導入部分として、福祉の必要性とノーマライゼーション(注2) の考え方、ボランティア活動を行う上で大切なポイントやニーズなど、活動時に実際にあった問題点を紹介します。活動時の注意点やバリアフリーについて分かりやすくプレゼンテーション形式で講話を行います。だれにでもできるボランティアがあることを具体的な例をあげて、説明を行います。いざという災害時には、自分の身の安全が確保できたら障がい者や高齢者を助けてほしいこともお願いしています。
ボランティアをすることは難しくないので、すぐに始めることができると伝えて、ボランティアへの第一歩を踏み出してほしいとお願いしてます。