レポート 総務部 社会貢献推進担当 松本
2018年3月26日(月曜日)午後2時より、愛媛県赤十字血液センターにて、OKIおよび「OKI愛の100円募金」(注1)による同センターへの献血運搬車寄贈式が行われました。式典には、日本赤十字社から愛媛県支部 事務局長の髙木健次様、愛媛県赤十字血液センター 所長の芦原俊昭様はじめ4名、OKIグループからはOKI四国支社長、松山支店長はじめ5名が参加し、愛媛県赤十字血液センターの職員約20名が見守る中、開始されました。
OKIは、1964年に品川事業所(当時)で日本初の企業集団献血を行って以来、現在でも年間延べ1,082名の社員が献血に参加し、グループを挙げて日本赤十字社が推進する血液事業を支援しています。
また1996年には、「誰もが気軽に参加できる社会貢献」として、賛同する役員・社員が毎月募金を行う「OKI愛の100円募金」活動をスタートさせ、これを原資とした社会貢献活動の第1号として、日本赤十字社様への献血運搬車等の寄贈を開始しました。以来毎年、募金と会社寄付の折半という「マッチングギフト」方式により全国各所の赤十字血液センター様に献血運搬車等を寄贈しており、今回は28台目の寄贈となりました。
式典では、OKIグループを代表して四国支社 平野支社長が挨拶に立ち、日頃の日本赤十字社の活動への感謝とともに、「OKI 松山支店の活動紹介、ならびに社員募金を活用して今回寄贈する献血運搬車が、県内の血液事業の一翼として貢献できれば幸いです。」と述べました。
これに対して愛媛県赤十字血液センターの芦原所長からは、「県内約200か所の医療機関に血液を供給していますが、東西に長い(150㎞)愛媛県では、遠方の医療機関も多く、今回、ご寄贈いただく献血運搬車によってこれら遠隔地への供給に大きな役割を果たしていけるものと期待しています」と感謝の言葉をいただきました。
松山支店 原支店長(右)から
愛媛県赤十字血液センター芦原所長にマスコットキーを贈呈
続いて日本赤十字社および愛媛県赤十字血液センターからの感謝状贈呈のあと、会場を正面玄関の寄贈車両前に移してマスコットキーの贈呈およびテープカットと車両の披露が行われ、式典は無事終了しました。
寄贈した車両の前でテープカット
式典終了後、地元メディアから取材を受ける平野支社長
寄贈車両は、赤色灯と車両後部を-5℃~+20℃に保てる保冷庫付きで、血液センターから病院などに輸血用血液を運ぶ血液輸送用緊急自動車として使用されます。保冷庫により適切な温度管理ができるため、交通渋滞や長距離輸送の際に冷却剤の有効時間を気にする必要がなく、安心して血液を送り届けることができます。
今回、贈呈式に出席させていただき、OKIグループの社員による「OKI愛の100円募金」がこのような形で社会貢献できていることを、直接肌で感じることができ、大変貴重な経験ができました。
愛媛県赤十字血液センター様にも、今回の「保冷庫付」献血運搬車の寄贈について所長をはじめ、センターのみなさまにも大変喜んでいただき、自分自身、今回OKIグループの代表者としてとても誇らしく思いました。
またセンター内も見学させていただきましたが、献血の重要さをあらためて感じ、自分も今まで以上に積極的に献血に参加しなければと強く感じました。
晴天の中、多くの職員の方にご出席いただき、みなさまに非常に喜ばれていることが感じられとても嬉しかったです。
入社以来続けている「OKI愛の100円募金」活動が活かされて現場に初めて遭遇し、OKIの社会貢献活動には今後も関わっていきたいと感じました。
愛媛県は東西160㎞、南北160㎞の長さがある広い県であり、血液運搬に有効に活用していただければと思います。
OKIグループ27社の賛同する役員・社員が参加する社員募金により、献血運搬車の寄贈に加え、難病者の 在宅就労プロジェクト、および各種や社員が関わりをもつNPO /NGO やボランティア団体などを支援しています。