レポート 総務部 社会貢献推進担当 松本
OKIは、2017年12月、公益社団法人日本フィランソロピー協会(注1) が企画した「被災地の子どもたちに絵本を届けるクリスマスプロジェクト」に賛同し、グループ内に募集して集まった絵本51冊を同プロジェクトに寄付しました。
このプロジェクトは、公益社団法人日本フィランソロピー協会の「Stone Soup Club(注2)
」が、クリスマスプレゼントとして東日本大震災被災地の子どもたちに絵本を届けようと2013年から毎年実施しているもので、今年度は平成28年熊本地震などの被災地の子どもたちにも届けます。絵本の募集は2017年11月から12月にかけて会員企業に呼びかけて実施したもので、特定非営利活動法人地球の楽好(がっこう)(注3)
が運営しています。
同団体は全国から寄せられた絵本を積み込んだ「えほんバス/えほんカー」を被災地に走らせて子どもたちに絵本をプレゼントしており、絵本を待っている子どもたちがまだたくさんいます。「Stone Soup Club」から各社への呼びかけに対して、OKIグループは2013年の初回から同プロジェクトに参加しており、寄付した絵本は累計406冊になりました。
OKIグループ内から寄せられた絵本
今回の活動では、会員企業25社から合計2,872冊の絵本が集まり、その一部は宮城県仙台市東鶴ケ谷マイスクール児童館の子どもたちに贈られました。今回集まった絵本はクリスマスを皮切りに、被災地各地の子どもたちに広く届けられる予定です。
なお、絵本を受け取る様子や、子どもたちの声などが、日本フィランソロピー協会のウェブサイトに掲載されています。
人と企業の社会貢献活動を応援するため1963年に設立された団体で、企業、行政、特定非営利活動法人、ボランティア団体間の交流や橋渡しを活発にさせ「フィランソロピー社会」を創ることを目指しています。OKIは同協会の賛助会員になっています。
公益社団法人日本フィランソロピー協会の会員企業120社(2018年1月現在)の社会貢献担当者を対象とした勉強会の名称で、今回のような企業横断的な参加型社会貢献プログラムも企画実施しています。
設立当初から宮城県で子育て支援活動を行っていた団体です。東日本大震災以降、保育園や幼稚園等を巡回し、全国から寄付された絵本を被災地各地の子どもたちに手渡して読み聞かせを行う「BOOK DRIVE」を実施しています。