レポート OKIデータMES 管理部
2017年7月25日(火曜日)、OKIデータ福島事業所にて、「夏休みものづくり工場見学ツアー」が開催され、福島市内の小中学生20名が参加しました。
これは福島市が主催する工場見学ツアーに、OKIデータ福島事業所の製造部門であるOKIデータMESが地域貢献活動の一環として参画したもので、2014年、2015年に続いて3回目の実施となりました。この見学ツアーは、ものづくり企業の普段見ることのできない作業風景を見たり、実際に触れたりすることで、子どもたちのものづくりへの興味・関心を引き出し、福島市内の企業をより身近に感じてもらうことで、将来製造業に携わる人材の育成に寄与することを目的として開催されました。
OKIデータMES 小林社長の挨拶
当日は福島事業所内の食堂で昼食を食べたあと、集まった子どもたちを前にOKIデータMES 小林社長からは「プリンターは日本のほか、中国やタイでも生産しており、ここではA3モノクロプリンターを生産している。ここはお母さんが作る料理に似ている。材料を買って調理するように、部品を倉庫に置き必要なものを使ってプリンターを作っており、ロボットやベルトコンベアは使わず人が作っている。今日は匠のものづくりを見ていただきたい。」との挨拶で活動がスタートしました。
参加者は2班に分かれ、「プリンター工場見学ツアー」と「ものづくり体験コーナー」を交互に体験しました。プリンター工場見学ツアーでは、プリンターの製造工程や大判プリンターの印刷実演を見学しました。ものづくり体験コーナーでは電動ドライバーを使ったねじ締めコーナーや自分の好きな絵柄でオリジナルの名刺や缶バッチ、うちわを作成するコーナーなどを体験しました。
子どもたちは、工場内の様子を興味深そうに見て回ったり、電気を使わず生産効率を上げるための仕組みである「からくり生産」を実際に体験したり、電動ドライバーを使って上手にねじ締めをおこなったり、作成した名刺や缶バッチを友だちと見せ合うなど、積極的に取り組んでいました。また子どもたちからは「かわいい名刺ができたので友だちと交換したい」「楽しい思い出となったので、夏休みの日記に書きたい」などの声が聞かれ、楽しみながらものづくりの現場を体験していました。