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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2012年度

中川中学校ボランティア出前講座に出席

レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博は、社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2012年9月10日(月曜日)に葛飾区立中川中学校で行われたボランティア出前講座の授業に講師のひとりとして参加しました。今回の授業は、総合的な学習として「車イス体験を実施しボランティアに対する正しい理解を深めること」を目的として行われたものです。同校の体育館にて1年生2クラスの生徒43名を対象に、車イス体験が行われました。

  • 写真1
    下山の講座の様子
  • 写真2
    ペットボトルのごみが困る説明の様子

授業では、簡単な自己紹介のあと、障害者になった当時の様子や車イスでの生活について話しました。外出時にさまざまなバリアがあることで、外出時につらくなってしまうことを紹介して、いざという時のために車イスの介助ができるように学んでほしいことを伝えました。道路などの段差などが車イスでは困ることを伝えて、車イス体験の意義を話しました。続けて、人為的バリアについて話しました。特に、ごみのポイ捨てにより汚れたりケガをしたり、恥ずかしい状態になった事例を紹介し、ポイ捨てをしないだけでなく、町をきれいにしてほしいと訴えました。他にも、いざという災害時には、自分の身の安全が確保できたら障害者や高齢者を助けてほしいと訴え、地域で必要な力であることを伝えました。

体育館入口から館外では、ボランティアセンター職員による車イス操作と体験コースの説明後、生徒同士がペアを組んで介助する側とされる側の体験を行いました。6台の車イスごとに分かれた生徒の皆さんに、段差介助とスロープの上り下りなどを体験することにより、介助体験をしてもらいました。続いて、介助してもらう側として乗っていた生徒が自走体験をします。それぞれの場所で車イスを思うように操作ができなくて苦労する生徒もいましたが、真剣に取り組んでいたので、車イス介助のコツを理解できたと思います。

  • 写真3
    スロープ介助体験の様子
  • 写真4
    先生にも体験していただきました

体験の終了後には、車イス生活での実体験や気持ちなどを話しました。そして、コミュニケーションの大切さと車イス操作時の思いやりの気持ちを忘れないでほしいと訴え、「勇気あるやさしい人になってほしい」と強調して話を終えました。葛飾区に障害者について理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。授業の最後には、代表生徒による御礼の言葉をいただきました。

当日は講座中に車イスのタイヤがパンクするというハプニングがありましたが、最後まで無事に終了することができました。

後日、講座の感想文集をいただきました。車イスについてさまざまな角度から調べ学習を行ったことが良く分かりました。講座の内容をしっかりと受け止めてくれた生徒の感想に胸が熱くなりました。葛飾区に車イスを利用する障害者について理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。

生徒の皆さんからいただいた感想から(趣旨)

  • 車イス体験では、段差のところを後ろ向きでおろす時に倒れてしまいそうになったり「ガクン」となったりしました。坂道の下りではスピードが徐々に速くなったり柱にぶつかりそうになったり介助される側は怖いと感じました。
  • 車イスの使い方は、ひとつ間違うと大変なことになると分かった。車イスに乗ったときの「怖い」という感覚を忘れないようにします。
  • 環境にも悪い一人ひとりのポイ捨てが、車イス利用者の邪魔になったり、時には転倒してしまうことがあるのでゴミなどをきちんと捨てる必要があることを知りました。
  • 障害者の方の立場について考えて、どのような人でも不自由なく暮らせる世の中にできるように自分たちに何ができるか考えていきます。
  • 注1:OKIネットワーカーズ

    OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
    OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。

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