現在位置:Home > OKIについて > 社会貢献活動 > 最近の社会貢献活動から > 2011年度 > 清和小学校ボランティア出前講座に出席


社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2011年度

清和小学校ボランティア出前講座に出席

レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

「OKIネットワーカーズ(注1)」の下山利博は、社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンターより依頼を受け、2012年2月20日(月)に葛飾区立清和小学校で行われたボランティア出前講座の授業に講師のひとりとして参加しました。今回の授業は、総合的な学習として、様々な人が関わりあって生活していることを知り、ボランティアについて知り理解を深めることを目的として行われたものです。
同校の全校児童349名を対象に、手話体験、点訳体験、高齢者疑似体験、車イス体験が行われました。下山は5年生2クラスの児童60名を受け持ち、車イス体験講座を行いました。

  • 写真1
    下山の講座の様子
  • 写真2
    車イス体験の様子

写真3
まとめの話の様子

「車イス体験」の授業では、簡単な自己紹介と外出時に困ることを紹介し、いざという時のために車イスの介助ができるように学んでほしいことを伝えました。続いて、車イス操作と体験コースの説明後、児童同士がペアを組んで介助する側とされる側の体験を行いました。

6台の車イスごとに分かれて、段差介助とマットの乗り越えをすることにより、段差や坂道・悪路などをイメージした介助体験をしてもらいました。続いて、介助してもらう側として乗っていた児童が自走体験をします。車イスを自分で操作してパイロン(注2)をジグザグによけて進んでもらいました。思うように操作ができなくて苦労する児童もいましたが、真剣に取り組んでいたので、車イス介助のコツを理解できたと思います。

体験の終了後には、車イスでの生活での実体験や気持ちなどを話しました。そして、コミュニケーションの大切さと車イス操作時の思いやりの気持ちを忘れないでほしいと訴え、「勇気あるやさしい人になってほしい」と強調して話を終えました。葛飾区に車イスを利用する障害者について理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。

同じ体育館では葛飾総合高校の生徒と卒業生により、6年生に対して高齢者疑似体験の授業が行われていました。手足に重りなどをつけて動きにくい状態になり、ステージへの階段を上り降りする体験をしました。「高齢者の方は、普段の動作が思っているより大変だということがわかりました。」との言葉が印象的でした。

  • 写真4
    高齢者疑似体験の装具をつけています
  • 写真5
    階段上り降りの様子
  • 注1:OKIネットワーカーズ

    OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
    OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。

  • 注2:パイロン

    工事現場で使われている、注意を促すための円錐形状の置物のこと。カラーコーンともいい、赤色や黄色などのものがあります。今回は車イスの走行時の障害物として使用。

ページの先頭へ

公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

Special Contents