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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2011年度

墨東特別支援学校でキャリア教育の「出前授業」を実施

レポート CSR部社会貢献担当 松本

OKIグループの特例子会社であるOKIワークウェルは、2012年2月24日(金)、東京都立墨東特別支援学校(注1)において、「多様な働き方」をテーマにキャリア教育の「出前授業」を実施しました。授業の模様は同社が開発したバーチャルスクールシステム「ワークウェルコミュニケータ for スクール」によって東京都立城南特別支援学校(注1)とネットワーク経由で共有し、同校の生徒も遠隔で授業に参加しました。両校は、平成22年度東京都肢体不自由特別支援学校キャリア教育推進委員会より推進指定校として指定されています。

授業は、両校の中学部、高等部の生徒21名(墨東特別支援学校:14名、城南特別支援学校:7名)を対象に、「障害を活かした多様な働き方」と題して実施されました。OKIワークウェル社長の津田、および同社で働く在宅勤務者の関が講師として墨東特別支援学校にて授業を行い、その模様を城南特別支援学校に配信します。両校間は音声と画像がネットワークで結ばれているため、双方向でのやり取りも可能です。
冒頭、津田の挨拶で授業が始まりました。OKIワークウェル社員の多くが在宅でパソコン等を使って働いていること、各自の障害に応じた器具やトラックボールを駆使して作業していることなどが、写真や実物とともに紹介されました。
続いて、障害を活かした多様な働き方の実践例として2011年9月に放映された道徳ドキュメント「会社に行かない会社員」(2011年9月16日 NHK Eテレ)のDVDを視聴しました。この番組では、OKIワークウェルの在宅勤務者が実際に自宅で働いている様子や、ほかの仲間たちとのコミュニケーション方法など、これまで会社として取り組んできた内容が分かりやすく紹介されています。

写真1
「出前授業」がはじまりました

写真2
実際の作業のデモンストレーション

番組の視聴後は、いよいよ職場擬似体験です。
関が、クライアントからホームページ変更依頼を受けたという想定のもと、実作業のデモンストレーションを行いました。依頼内容が電子メールで送られてくると、作業開始です。作業場所(今回は会議室)と会社を結んだ「ワークウェルコミュニケータ for スクール」と電子メールを使って作業を進めます。各自の役割分担と適確な指示により作業が進んで行く様子に、生徒たちは熱心に見入っていました。

写真3
電子メールに挑戦しました

ホームページ更新作業のデモンストレーション終了後は、実際に子どもたちが電子メールの送信に挑戦しました。最初のうちは入力もおぼつかなかった生徒たちですが、講師が隣で入力補佐を行うことでOKIワークウェル本社にいる担当者と挨拶メールのやり取りがスムーズにできるようになり、また「ワークウェルコミュニケータ for スクール」を使って会話を楽しむこともできました。

写真4
先輩としてアドバイスしました

電子メール体験のあと、休憩を挟んで、小学部の子どもたちも合流。全員を対象に、「在宅勤務者から生徒へのメッセージ」として、関が講演を行いました。規則正しい生活の大事さや、ハンディキャップをあきらめずに挑戦していくこと、周りの人に声をかける勇気など、社会に出てから自立していくために必要な心構えを語り、「楽しい人生を送るために何か自分の好きな事(夢)を作り、それに一生懸命打ち込んでほしい。」とアドバイスしました。
生徒からは、自動車運転免許の取り方について質問があり、関からは自分の経験談を答えていました。

最後に、津田から在宅勤務のために必要なこととして以下の3点をアドバイスしました。

  1. 社会性の向上:仕事の基本として「協調性」と「コミュニケーション能力」を向上させてほしい。
  2. 電話とメールの達人:離れた人とコミュニケーションを取る武器として積極的に慣れ親しんでほしい。
  3. 情報処理技術の向上:パソコンなどのツールを駆使できるようになってほしい。

アドバイス後、生徒たちからは「どのようにすればOKIワークウェルに入社できるか?」などの質問もあり、あっという間に約2時間の授業が終了しました。

写真5
車イスから自分の車に乗り移っていきます

授業後、スクールバスで下校する前に、小学部の子どもたちには「おまけの授業」がありました。講師の関が当日、学校まで運転してきた車に乗り込む様子を披露したのです。車の周りに集まった子どもたちは、関がドアを開け、車イスをロックし、車のシートに乗り移るための渡り板を渡したあと、頭と腕を器用に使って乗り移っていく様子を、スクールバス発車ギリギリまで夢中で見ていました。車イスの人が自分で車に乗る姿を見た子どもたち。とても刺激的で、あこがれの想いを持ったようです。

  • 注1:墨東特別支援学校・城南特別支援学校

    特別支援学校とは、障害のある子どもたちの自立や社会参加に向けた主体的な取り組みを支援する視点から子ども一人ひとりの教育的ニーズを把握し、その持てる力を高め、生活や学習上の困難を改善、または克服するために適切な指導や支援を行うための学校。墨東特別支援学校は千代田区、中央区、台東区、墨田区、江東区を、また城南特別支援学校は大田区、品川区、目黒区を通学区域とし、両校とも肢体不自由教育の専門性をもつ。小学部、中学部、高等部の12年間の課程を有している。

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