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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2011年度

九州介助犬啓発キャンペーンin宮崎 に出席

レポート OKIネットワーカーズ 米盛晃

「OKIネットワーカーズ(注1)」の米盛晃は、2012年1月30日(月)、NPO法人九州補助犬協会(注2)より依頼を受け、宮崎市民文化ホールで開催された「九州介助犬啓発キャンペーンin宮崎」(協賛:学校法人宮崎ペットワールド専門学校)に講師として参加しました。このキャンペーンは、米盛のパートナーである「レイク」が九州で初めて介助犬認定試験に合格したことをきっかけに2010年から行われているもので、介助犬について理解を深め、今後の活動、育成に活かすことを目的としています。
当日は約2時間にわたって、介助犬誕生までのDVD上映や解説、候補犬ルミナスの訓練報告、介助犬によるデモンストレーション、クイズなどが行われました。その中で米盛は、九州初の介助犬ユーザーとしての体験談を、宮崎ペットワールド専門学校の学生や一般の来客など約100名の皆さんに対してお話ししました。

  • 写真1
    米盛の講座の様子
  • 写真2
    ルミナスの訓練報告の様子

盲導犬、聴導犬と違い、身体に障がいがある人の生活のサポートをしてくれる介助犬は、対象となる方の障がいによって求められる内容が変わります。ユーザーに求められる条件も厳しく、認定機関や育成機関も少ないことなどから、一般にまだまだ理解されておらず、普及は進んでいません。米盛の講演では、介助犬のデモンストレーションをパートナーのレイクと実施し、これまでの2年間の経過や、その間に変化してきた事などを説明し、これからの抱負、ならびに参加された方々へのお願いについて述べました。まだまだマイナーである介助犬を知ってもらうことで、介助犬とユーザーがすごしやすく、またこれから希望する方が安心してユーザーとなれる社会づくりに役立てばと伝え、話を終えました。

また今回は昨年に続き、宮崎県内唯一のパピーレイザー(注3)である宮崎ペットワールド専門学校の生徒職員による候補犬「ルミナス」の学校での訓練と家庭での育成の経過について、スライドや動画による解説があった後、その訓練の終了を記念した卒業式が行われました。

写真3
関係者一同の記念撮影

  • 注1:OKIネットワーカーズ

    OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
    OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。

  • 注2:九州補助犬協会

    OKIグループは同協会を、「OKI愛の100円募金」優良ボランティア団体の一つとして支援しています。

  • 注3:パピーレイザー

    将来、介助犬候補となる子犬の時期に世話をしてもらう里親制度の取組み。家庭で子犬を育てるボランティアの事。排泄や人との生活におけるマナーやしつけの訓練なども行う大切な役割を担う。

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公的研究費の不正使用および研究活動における不正行為等に係る通報も上記で受け付けます。

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