2011年度
都城市立祝吉小学校での「介助犬を知ろう」基調講演に出席
レポート OKIネットワーカーズ 米盛晃
「OKIネットワーカーズ(注1)」の米盛晃は、2011年11月16日(水)、社会福祉法人都城市社会福祉協議会 都城市ボランティア・福祉共育おうえんセンターより依頼を受け、都城市立祝吉小学校で開催された基調講演「介助犬を知ろう」に介助犬レイクとともに参加し、5年生の約120名の児童を対象に福祉学習の一環として講演を行いました。
これは2009年11月14日に九州で初の介助犬となり、米盛のパートナーとなった「レイク」の紹介を通して、地域の方々に介助犬について理解を深めていただき、介助犬の活動とその育成に活かすためのイベントです。
講演は、九州補助犬協会が作成した補助犬の広報用冊子「ほじょ犬を知ろう!」に沿って、補助犬の現状や九州で介助犬を認定する事の困難さなどについて説明しました。さらにレイクの介助実演を通して、介助犬の有用性を伝えました。
米盛の講座の様子
代表の児童から質問を受けました
身体に障がいがある人の生活のサポートをしてくれる介助犬は盲導犬、聴導犬と違い、対象となる方の障がいによって求められる内容が異なります。ユーザーに求められる条件も厳しく、認定機関や育成機関も少ないことなどから一般にはまだまだ浸透しておらず、普及は進んでいません。講演を通じ、児童の皆さんにこうした現状を伝えるとともに、町中などで介助犬を見かけたときは、犬の集中を阻害しないよう、話しかけない、触れないことを心がけてほしいと話しました。
まだまだマイナーである介助犬を知ってもらうことで、介助犬とユーザーがすごしやすく、またこれから希望する方が安心してユーザーとなれる社会づくりに役立てばと伝え、話を終えました。
その後、質問会となり代表の児童の質問に答えるうち時間となりました。
- 注1:OKIネットワーカーズ
OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。
OKIグループの障害者雇用を行う特例子会社、株式会社沖ワークウェルに全員が所属しています。