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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2011年度

第12回「ラオス語絵本作り」イベントを実施

レポート CSR部 社会貢献担当 松本

2011年7月2日(土)午後、OKI虎ノ門本社にて第12回「ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!」のイベントを開催しました。
このイベントは認定非営利活動法人「ラオスのこども」にご協力いただき、2000年から毎年7月に実施しているものです。今回はOKIグループ社員・家族28名、学習院女子大学生7名、NPO法人エブリィ5名、および「ラオスのこども」より2名の、合計42名が参加しました。

写真1
「ラオスのこども」の活動について講演する野口事務局長

イベントは、開会の挨拶のあと、野口事務局長による「ラオスのこども」の活動紹介で始まりました。これまでのOKIとの協働内容が紹介されたほか、ラオスの街の様子や移転後の「ラオスのこども」現地事務所など、スライドや昔話も交えながら紹介がありました。近年、都市部では鉄筋コンクリート造りの建物や店舗、外国のチェーン店などが増えてきたものの、農村部にいくとまだまだ20年くらい前と変わらない生活水準で、識字率の向上や基礎教育の充実は引き続き重要な課題です。
続いて、OKIグループ役員・社員の募金「OKI愛の100円募金」の2010年度支援により現地で出版した紙芝居「小さな毛虫、葉っぱを探して」が紹介されました。これまで9回の支援で、合計39,300冊の絵本や紙芝居が現地出版されています。

野口事務局長の講演のあとは、20分間のカフェタイムです。学習院女子大学皆さんのお手伝いにより、ラオスコーヒー、桑茶、そして今回は子どもの参加者が多いとのことでマンゴージュース、さらにタマリンドキャンディが振舞われました。アフリカ原産の果実であるタマリンドはラオスの特産品で、キャンディは甘くてプルーンのような味です。会場にはこのほかラオスの民芸品等を販売するコーナーも設置されました。

休憩後、今年度出版した紙芝居を現地の子どもたちに読み聞かせる様子がスライドとビデオで紹介されたあと、いよいよ待ちに待った絵本作りです。用意した日本語絵本の日本語部分に「ラオスのこども」で用意したラオス語の翻訳文を指定通りに切り取り、ノリで貼り付けて「ラオス語の絵本」とします。1人2冊目標で各自が絵本作りに没頭し、今回は過去最高の89冊を作成しました。でき上がった絵本の最終ページには、作成者の氏名をラオス語で書いて貼り付けました。これまで11回の作成分606冊を累計すると695冊の絵本を作成したことになります。今回作成した絵本は、「ラオスのこども」の手により現地の小学校等へ届けられる予定です。

写真2
ラオス語絵本作りが始まりました

写真3
各自が作った絵本を手に記念撮影!

写真4
被災地寄付用に集まった本

なお今回は、東日本大震災を受け、被災地の子どもたちに絵本や本を贈る企画も同時開催しました。事前の募集分と当日の持参分をあわせ、参加者から集められた47冊の本は、「ラオスのこども」より紹介いただいた「三陸文化復興プロジェクト」に寄付しました。ここは、岩手県遠野市立図書館が事務局となり、被災した公立図書館や学校図書館のまるごと復活を目指しています。集まった本は分類、登録され、本棚や備品とともに届けられます。

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