2011年度
「みなとネット」イベントに参加しました
レポート CSR部 社会貢献担当 松本
東京都港区に立地する企業27社と1団体(2011年6月現在)の社会貢献担当者で構成する「みなとネット」(注1)は、2011年6月25日(土)、芝公園児童館・福祉会館にて開催された「夢モリモリフェスティバル2011」に協賛しました。イベントには区内在住者などが家族連れで多数来場し、OKIグループからはスタッフとして1名が参加しました。
「みなとネット」は毎年1回、地域の方を対象とした各種イベントを企画・実施しています。今回は、今年度で閉館となる芝公園児童館・福祉会館の最後のイベントに、これまで「みなとネット」としてお世話になったことに感謝して協賛しました。
「夢モリモリフェスティバル」は子どもたちや地域の方々が自ら、焼きそば、かき氷などの「食べもの屋さん」や、わなげ、ヨーヨーつりなどの「ゲーム屋さん」、「小物屋さん」などになって、楽しく過ごすお祭りです。「みなとネット」としては、「みなとネット防災ブース」、および心肺蘇生や毛布で担架をつくる体験コーナーを出展しました。
イベントは午後1時開始ですが、スタッフは準備のため午前8時45分に集合しました。筆者が担当した「毛布で担架体験コーナー」は、広げた毛布の上にカエルの人形を置き、毛布を端から丸めて持ちやすくし、子ども6名程度でこれを運びながら10m先のコーンを回ってくることで、負傷者運搬方法を体験するものです。カエルの人形には水を入れたペットボトルを詰め重さ30㎏程度にしました。腕は骨折したように見せるため、街の中にあるフリーペーパーとハンカチで添え木を作り、さらにレジ袋のマチ部を裂いて作った簡易三角巾で応急手当の方法も教えます。
「毛布で担架」のコーナーを担当しました
全ての準備が整った午後1時、イベントが始まり、「毛布で担架体験コーナー」がある屋上にも徐々に子どもたちが集まり始めました。最初は参加をためらっていた子どもたちも、説明を始めると、うなずきながら積極的に質問などをしてきます。コーンを回ってくる時間は一応測りましたが、タイムレース形式にすると負傷者に見立てたカエルの人形を粗暴に扱う子どもがでてくるため、「参考タイム」にとどめました。ちなみに事前に大人4名で運んだときは、20秒程度でコーンを往復できました。
午後3時30分、イベントは大盛況のうちに無事終了しました。来場した子どもたちにも、芝公園児童館・福祉会館のよい思い出ができたように思います。
当日参加した「みなとネット」メンバーで記念撮影!
「みなとネット」参加企業・団体(2011年6月現在)…27社1団体(アルファベット順)
コクヨ株式会社、コスモ石油株式会社、富士ゼロックス株式会社、株式会社日立システムアンドサービス、本田技研工業株式会社、アイエックス・ナレッジ株式会社、伊藤忠商事株式会社、日本たばこ産業株式会社、株式会社ジェーシービー、キーコーヒー株式会社、キッコーマンビジネスサービス株式会社、共栄火災海上保険株式会社、三菱自動車工業株式会社、森永製菓株式会社、株式会社永谷園、NEC、株式会社NTTPCコミュニケーションズ、沖電気工業株式会社、パナソニック株式会社、ポケットカード株式会社、プロミス株式会社、日本サムスン株式会社、日本メドトロニック株式会社、セガサミーホールディングス株式会社、東京ガス株式会社、株式会社東京ソワール、株式会社東芝、社会福祉法人港区社会福祉協議会
- 注1: みなとネット
東京都港区内の企業と団体の社会貢献担当者と、みなとボランティアセンターで構成するネットワークで、1996年4月に発足しました。
企業の社会貢献活動に関する情報交換と、その実践の場としてのイベントを実施することで、各社の社会貢献活動を促進し、地域社会に貢献することを目的としています。
また、社会福祉活動、国際交流活動、青少年育成活動、環境保全活動など、企業の社員と港区民等とが交流できるイベント等も実施しています。