2011年度
第7回「OKIグループ伊豆の森」森林ボランティアを実施
レポート CSR部 社会貢献担当 松本
2011年5月13日、沼津地区のOKIグループの社員・家族を中心に結成された「OKI山と緑の協力隊」53名は、静岡県伊豆市の「OKIグループ伊豆の森」で、第7回目となる森林整備活動を実施しました。
これはOKIと静岡県伊豆市、NPO法人地球緑化センター(GEC)の3者が2008年4月1日に締結した「OKIグループ伊豆の森 森林整備、および交流に関する協定書」に基づく活動で、伊豆市から提供を受けた戸田峠の2haのフィールドの整備に、5年間の予定で取り組んでいます。また今回の活動は昨年に引き続き、国連が定める「国際生物多様性の日」にあわせて環境省・農林水産省・国土交通省が企業や団体に植樹等を行うことを呼びかけている「グリーンウェイブ2011」の一環として参加登録をしています。
当日は、多少の風があったものの晴天に恵まれ、絶好の活動日和となりました。10時15分、参加者全員が戸田峠駐車場に集合し、開会式が行われました。伊豆市役所農林水産課 福室主任ほか、関係者の挨拶に続いて、班別に分かれてGECから活動説明を受けたあと、早速午前中の作業を開始しました。特に今回は初めての試みとして午後、「親子間伐体験」を予定しており、親子連れはいつも以上にやる気満々です。
活動は4班に分かれて行いました。午前中、1班と2班は前回に引き続き、フィールド内対象木の間伐、3班は遊歩道整備です。子どもたちを含む4班は植樹ネット内の植物名称とその役割などについてGECから指導をうけたあと、名札(木の名前)作りをしました。
開会式が始まりました
伊豆市役所農林水産課のご挨拶
- 1班・2班:間伐方法のレクチャーを受けたあと、数人ごとに分かれて作業しました
- 3班:遊歩道の整備
- 4班:植樹ネット内の植物名について学び、名札を作ります
間伐対象となった木を切り倒し、2m程度の玉切りにします
植物について親子で学びます
植物名の名札を作ります
作業後の食事は格別です
12時過ぎ、午前中の作業を終了しました。地域の婦人会の皆様からなる「いなほ会」で作っていただいた3種類のおにぎりと豚汁、竹の子の煮物、お新香、自宅近所で採れたというサクランボをいただき、参加者はみんな旬のごちそうに舌鼓を打っていました。
昼食休憩後は、1班・2班はフィールド内に投棄されたゴミの回収、3班は午前中に引き続き遊歩道整備、4班はいよいよ「親子間伐体験」です。
- 1班・2班:投棄されたゴミの回収。1年前にも同様にゴミ回収をしましたが、フィールドは道路沿いにあるため粗大ゴミの不法投棄が多く、わずか1時間の間にトラック1台分の古タイヤやペットボトル、ビン、カン、鉄クズなどを回収し、伊豆市のご協力で処分していただきました。
- 3班:午前中に引き続き、遊歩道整備。1年前の活動で作った遊歩道を延長させ、破損箇所等の修理も行いました。
- 4班:親子間伐体験。間伐方法のレクチャーを受けたあと、細い木を順番にノコギリで切って行きました。ほとんどの子どもが初めてノコギリを握るとあって、最初のうちは怖がっていた子どもも真剣な眼差しで木と格闘していました。そして切り倒した時には歓声があがりました。
回収した粗大ゴミ
階段を作り、ロープも張りました
なかなか切れないな…
切り倒したぞ!
15時30分、予定していた作業が全て終了し、普段の運動不足を十分に解消した?心地よい疲労感とともに、第7回目の活動を無事終了することができました。
全員で記念撮影!