2008年度
「OKI山と緑の協力隊」ふれあいの森で第8回森林ボランティア
レポート CSR部 社会貢献担当
2009年3月21日(土)、OKIグループ社員35名は「OKI山と緑の協力隊」を結成し、群馬県高崎市の観音山にある「OKIグループふれあいの森」にて、第8回森林ボランティア活動を行いました。
高崎市を見下ろす観音像の足元に広がるフィールドを整備します
OKIは、2005年6月28日、群馬森林管理署と“「ふれあいの森」における森林整備等の活動に関する協定書”に調印しました。「ふれあいの森」とは、1999年度より林野庁が全国で開始した事業で、ボランティアとして森林づくりに参加したいという国民の要望に応えるため、国有林野をフィールドとして提供するものです。群馬森林管理署では、2000年から「ふれあいの森」事業を実施しており、OKIは2005年度から参加しました。OKIに与えられたフィールドは高崎市寺尾町小塚山国有林の一部(5.4ha)で、2010年3月31日までの5年間、年に2回ずつ森林ボランティア活動(除伐、つる切り、下草刈り等)を実施する計画です。
群馬森林管理署の方から、森林活動の意義、作業上の注意などをご説明いただきました
午前9時45分、観音山の「染料植物園駐車場」に全員が集合しました。10時、OKI関係者の開始の挨拶、そして群馬森林管理署の指導者の方から森林整備作業に関わる説明を受けた後、各班長が集まりフィールドの地図を見ながら今回の作業場所を確認。これまでの7回の活動でフィールド内はかなり整備が進んでいますが、何度も活動に参加し現場を熟知している班長たちは「このエリアはもう少し作業が必要。傾斜がきついので、うちの班が担当します」「前回作業したエリアの現状を再確認したいので、こちらから入って作業を進めます」など、てきぱきと分担を決めていきます。その後6班に分かれたメンバーがそれぞれ軍手・ヘルメット・ノコギリを身につけ、現場に向かいました。
ノコギリで雑木を切り倒します
枝を払った雑木はさらに短く「玉切り」に
玉切りした枝を、ヨッコラショ!
今回が初参加となるレポーターは、1班に入って行動しました。谷にかかったつり橋「ひびき橋」を渡ったところからいよいよ山道に入り、谷底に下りた先が今回の作業場です。作業は主として直径6cm以下の雑木を対象とした除伐とつる切り。切り倒した雑木は枝をはらい、2m程度の間隔で玉切りを行って数箇所に集めます。初めて使うノコギリには緊張しますが、作業が進むにつれて森の中に陽が差し込んでくることに、着実な成果が実感できました。12時から1時間の昼食休憩で地元名物の鳥めし弁当をいただいた後、ふたたび谷底に下り、反対側から作業を進めてきた別の班と合流する形で、午後3時まで作業を行いました。
ほっと一息、昼食休憩
斜面での作業。だんだん森に光が入ってきました
「OKIグループふれあいの森」での活動も、いよいよ2009年度が最終年度となります。残り2回の活動で、5.4haの「OKIグループふれあいの森」の整備完了を目指します。
参加者全員で記念撮影