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社会貢献活動

最近の社会貢献活動から 2008年度

細田小学校出前ボランティア講座に出席

レポート OKIネットワーカーズ 下山利博

写真1
体育館で行いました

社会福祉法人葛飾区社会福祉協議会かつしかボランティアセンター(以下ボランティアセンター)より依頼を受け、2008年12月12日(金)葛飾区立細田小学校で行われたボランティア出前講座の授業に「OKIネットワーカーズ(注1)」(OKIグループの重度障害者在宅勤務チーム)の下山利博が講師として参加しました。同校の体育館にて、6年生3クラスの生徒88名の皆さんに対して、講話を行いました。

4時限目、ボランティア体験講座の授業を行いました。10年前の交通事故が原因で車イスの生活をしていることなど、簡単に自己紹介しました。その後、外出時に公園に入ろうとしたが、柵と柵の間が狭くて入れなかったことなどを紹介して、バリアが身近にあることを話しました。特に、犬の糞やタンつば、道路にこぼされた飲みかけのコーヒーなどを車イスで踏みつけてしまい洋服を汚してしまったことを通して、ポイ捨てをしないだけでなく町をきれいにしてほしいと訴えました。道路の微妙な傾斜が車イスでは怖いことなど、実際に車イスで段差に引っかかる実験などを見てもらいました。整った設備も大事ですが、いざという時に手助けのできる「勇気とやさしさの人」がボランティアの心であり、「心こそが大切」であることを伝えて話を終えました。

葛飾区に車イス利用する障害者について理解できる子ども達が増えたことが、とても嬉しいです。

  • 写真2
    下山の講演の様子
  • 写真3
    車イスがコードに引っかかる実験の様子

生徒の皆さんの感想から(抜粋)

  • スロープをつけて段差をなくしたり設備を使いやすいように変えればいいと思った。でもそれ以上に一番大切なのは、人の心なんだなと思いました。困っている人がいたら、勇気を出して助けたいです。
  • 自分が車イスに乗る立場になったらこのようにしてもらいたいと思うことを考えて、やさしい気持ちで障害者の人を助けてあげたいです。
  • ゴミをポイ捨てすると、みんなに迷惑がかかるとあらためて感じました。自分はゴミ、缶などをきちんとゴミ箱に捨てたりして誰もが困らないようにしたいと思いました。
  • 私たちには気が付かない苦労があることがわかりました。心のバリアをなくしてやさしい人になりたいと思いました。
  • 注1:OKIネットワーカーズ

    OKIグループの重度肢体障害者在宅勤務チームのニックネームです。「OKIネットワーカーズ」のメンバーはこれまで、OKIグループの企業にそれぞれ所属していましたが、2004年4月21日、株式会社沖ワークウェル(2004年4月1日設立)に全員が転籍しました。
    株式会社沖ワークウェルは、OKIグループの障害者雇用を専門に扱う特例子会社を目指して設立されました。重度肢体障害者の雇用を拡大すると共に、知的障害者や視覚障害者の雇用も実施しています。

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