2008年度
第11回「いつつのわ幸陽祭」バザーに献品
レポート CSR部 辻
たくさんの方々でにぎわうバザーの様子
東京都大田区の知的障がい者通所授産施設「のぞみ園」では、「地域と一体感の持てる行事」「施設を地域の方々等に広く知ってもらう」「地域や、より多くの方々が参加され関われる機会とし、心身障がい者に対して関心を深めてもらう事」を目的とし、毎年「いつつのわ幸陽祭」を開催しています。以下、主催者から今回のご報告をいただきました。
「第11回いつつのわ幸陽祭」は、2008年11月15日(土)に、大森東・大森東四丁目、川端、森ケ崎、大森南の、いつつの自治会、企業、団体のほか、学生・地域のボランティアなど、当日は約350名のスタッフでお客様をお迎えし、総勢1700名以上で、無事盛会のうちに終えることができました。深く感謝申し上げます。
この施設祭りは、知的障がい者の理解を深め、地域の方々との交流を図り、地域福祉の輪を広げることを願って毎年実施しております。集会室では、ビートルズが教えを乞うたシタールの奏者、ラビシャンカール氏の第一後継者、チャンドラカント氏によるインドの伝統音楽コンサート。心に響く演奏でした。
模擬店、アクセサリー販売、喫茶店、太鼓クラブの演奏、おもちゃ販売など様々な催しものが行われました。そんな中、バザーも行われ、開催前から長蛇の列ができるほど好評でした。
この祭りが大成功に終わったのは、障がいのある人たちを支えようと地域の方々をはじめ、たくさんの方々が応援にかけつけ、積極的に取り組んで下さった信頼と連帯の成果によるものと思います。当園のような活動の場は、障がい者にとって、社会活動を営み社会参加をする上でとても大切な場であります。皆様に感謝申し上げ、これからもさらにまい進いたします。
OKIは、第1回の「いつつのわ幸陽祭」から、その趣旨に賛同しバザーに献品を行っていますが、第3回(2001年2月)からは、OKIグループの数社が加わりました。そして、今回は、OKI本社、OKI松山支店、OKI中国支社、OKIコミュニケーションシステムズ、OKIカスタマアドテック、OKIカスタマアドテック・リペアセンター、OKIソフトウェア本社、OKIソフトウェア・中部支社、OKIソフトウェア・北海道支社、OKIソフトウェア九州支社、OKIソフトウェア・東海支社、OKIソフトウェア・関西支社、OKI情報システムズ、OKIロジスティクス、OKIセンサデバイス、OKIデベロップメント、OKIデータ、OKIネットワークエルエスアイが協力しました。
社会福祉法人大田幸陽会「のぞみ園」概要
18歳以上の知的障がい者で自力通園可能な方を利用対象者とした定員50名の通所授産施設。
- 1996年4月、「大田区立のぞみ園」開所。
- 1998年2月、法人施設「のぞみ園」として再スタート。
- 受託作業
- 室内作業(自動車部品組み立て、雑誌付録調整、チラシ封筒封入、箱折、ハンガー仕分け・クリーンニングなど)
- 公園清掃
- 自主作業
- 炭酸カルシウム入りゴミ袋(東京都認定)の販売・配達。
- アクセサリー(クリップ式キーホルダー、健康イヤリング、イヤリング、ピアス、ストラップ、ブローチ、指輪、タイピンなど)の製作。
- 洋裁(鍋敷き、鍋つかみ、小袋など)の製作。