2008年度
「OKI山と緑の協力隊」長野県小諸市で第8回森林ボラを実施
レポート 社会貢献推進室 辻
2008年10月11日(土)~10月12日(日)、OKIグループの社員46名は「OKI山と緑の協力隊」を組織し、長野県小諸市内の森で、第8回「小諸市森林ボランティア」活動を実施しました。
OKIおよびOKIグループ役員・社員の募金「OKI愛の100円募金」は、2005年1月19日、関連企業である長野OKIがある小諸市と「森林(もり)の里親」協定書に調印しました。毎年50万円を5年間小諸市内の森林整備事業に折半で寄付し、2005年2月1日より5年間、小諸市内おおよそ50haの森の里親となりました。これを機会に寄付だけではなく、地域との交流を兼ねた森林ボランティア活動を実施しています。
小諸市役所によるプログラムの説明
一斉に作業を開始!
天候は、雨の予想に反して晴れでした。今回も前回に引き続き「チェリーパークライン」の「浅間山荘入口」から浅間山荘へ向い、約2キロメートル登った道路沿いの民有林で森林整備活動を実施しました。午前10時30分、参加者全員が長野OKIに集合し、人数確認の後マイクロバスと車に分乗し、フィールドへ向かいました。午前11時、開会式が始まりました。作業開始にあたり、小諸市役所の農林課より2日間のプログラム内容、この日の作業説明、そして今回の指導者(班長)の紹介が行われました。今回の指導者は、長野県佐久地方事務所より2名、佐久森林組合より2名、市役所より1名の5名でした。OKIグループからの参加者も5班に分かれ、ヘルメットとノコギリを身に付け作業を開始しました。
昼食時にキノコ作りの説明を受けました
間伐した広葉樹は数箇所に分けて集めました
夕食は懇親会を兼ねてバーベキュー
今回は、「森林(もり)の里親協定」4年目の最後の活動ということで、新しい試みとして、キノコ栽培に挑戦することにしました。昼食休憩(11時15分~12時15分)をはさみ、午後4時まで雑木の除伐と広葉樹の間伐を行いました。間伐した直径20cm程度の広葉樹は約1m間隔で玉切りにして、山道脇に数箇所に分けて集めました。このまま来年の春まで放置し、適度に乾燥させる予定です。来年の春の活動では、椎茸、クリタケ、ナメコ、ヒラタケの菌を玉切りにした木に植菌することになります。うまく行けば来年の秋に採取できるキノコも出てくるかも知れません。楽しみです。
作業完了後は道具を整理し、いったん解散しました。宿泊者および長野OKIの希望者は、宿泊先の天狗温泉浅間山荘へ向かいました。ここは、浅間の秘湯と呼ばれており、「日本一赤い温泉」として有名なところです。入浴などの休憩を取った後の午後6時からは、山荘内のキャンプ場で懇親会を兼ねたバーベキューを行いました。
1日目の作業を終え全員で集合写真を撮りました
2日目は、午前8時に宿舎を出発し、市役所にて手配していただいていた「矢部農園」にてりんご狩りを行いました。りんご(ジョナゴールド)の食べ放題(無料)と1袋詰め放題(800円)は人気の企画でした。りんごで軽くお腹を膨らませた後は、「人権センター」へ移動し、午前10時から郷土料理体験を行いました。今回は、小諸市役所職員の中で名人クラスの方3名に指導していただき、そば打ち体験を行いました。参加した19名は3班に分かれ、それぞれ2回のそば打ち体験をすることができました。地元の奥様方で作られている味工房「小諸すみれ」のみなさんに朝早くから作っていただいたイモサラダ、おしんこう、野菜9種類の天ぷらをおかずに自分たちで作ったそばでお腹が一杯になりました。イモサラダや天ぷらは、名物白イモとまだ市場に出ていない新種のジャガイモで作っていただきました。
2日目は矢部農園でのりんご狩りから始まりました
19名の社員がそば打ちに挑戦しました
イモサラダには、白イモの他、2種類の新種のジャガイモが使われていました(茶色・ノーザンルビー、黒色・シャドークイーン、白色・白イモ)