2008年度
第9回ラオス語絵本づくりイベントを行いました
レポート 社会貢献推進室 辻
ラオスのこどもの活動についてのお話をされる野口事務局長
2008年7月5日(土)、午後1時~4時、OKI虎ノ門本社にて、第9回「ラオス語絵本をつくってラオスの子どもたちに送ろう!」を行いました。このイベントは毎年7月、NPO法人「ラオスのこども」に協力していただき実施しているもので、OKIおよび参加者が用意する日本語の絵本に「ラオスのこども」が用意するラオス語の翻訳を貼り、ラオス語の絵本をつくるものです。今回は、OKIグループ社員・家族18名、NPO法人エブリィより9名、学習院女子大学の学生のみなさん9名、および「ラオスのこども」より2名の合計38名が参加しました。
イベントは、野口事務局長による「ラオスのこども」というNPOの活動内容の説明から始まりました。引き続き事務局の赤井さんによるラオスの子どもたちの近況報告や20問のラオス関連クイズが行われました。ラオス関連クイズでは、回答率の高い上位5名の方にラオスの民芸品がプレゼントされました。
ラオス関連クイズです
クイズ回答率上位5名にはラオス民芸品がプレゼントされました
「これはジャックのたてたいえ」を披露する赤井さん
午後2時10分からの約30分間の休憩では、ラオスのコーヒーやハーブティー、軽食、お菓子が用意されました。また、OKIグループの役員・社員の募金(OKI愛の100円募金)の2007年度の支援金にて近く現地出版される予定の紙芝居「これはジャックのたてたいえ」の日本語版が披露されました。会場には、上記募金で2001年度より毎年現地出版してきた絵本・紙芝居・児童書が置かれたコーナーやラオスの民芸品を展示・販売するコーナーも設置されました。
完成したラオス文字カルタ
ラオス語絵本作りが始まりました
午後2時40分、新企画としてラオス文字カルタ作りを行いました。27ある子音を参加者各自が1文字ずつ作成しました。15cm四方のダンボールを色紙や布で覆い、台紙にします。その後あらかじめ用意されたラオス文字の型紙を使い文字を作ります。色紙を使う場合は型紙をあてて切り抜きます。布を使う場合は、型紙で覆います。こうしてできあがった文字を台紙に貼り付けて完成です。できあがったカルタは現地の「子ども文化センター」に送り、裏側にラオスの子どもたちに絵を書いてもらい完成させる予定です。ラオスのこどもにとっても初めての企画でしたがほぼ成功に近いできばえでした。新企画の後は、恒例の絵本作りです。用意した日本語絵本にラオス語の翻訳文を貼り付けてラオス語の絵本にします。これまでの8回のイベントで382冊のラオス語絵本を作ってきましたが、今回は最高となる70冊を作成しました。作成した絵本は、学習院女子大生によりラオスの小学校へ送られる予定です。
各自が作ったラオス語絵本を手に全員で!