2008年度
第1回「OKIグループ伊豆の森」植林活動を実施
レポート 社会貢献推進室 辻
OKIは、2008年4月1日、静岡県伊豆市とNPO法人地球緑化センターの3者で、「OKIグループ伊豆の森」森林整備および交流に関する協定書を締結しました。協定に基づき、伊豆市より提供を受けたフィールド(2ha)は、修善寺の戸田岬(沼津市との境)の道路沿いにあり、2007年の台風で倒木被害を受けた場所です。この森で、今後5年間かけ、倒木を運び出し、その後地に植林を実施していく予定です。
看板の設置作業
見通し確保のための下草刈り
保護柵作りの仕上げ
2008年5月10日、沼津地区の社員・家族を中心に結成された「OKI山と緑の協力隊」67名(内、子ども9名)は、「OKIグループ伊豆の森」にて第1回目となる植林活動を実施しました。予定では、午前10時に戸田峠の駐車場に集合し、現場へ向い、10時15分から12時までに「OKIグループ伊豆の森」の看板を設置し、植林する苗木を鹿害より保護する保護柵作りを開始。昼食の後、午後1時より伊豆市市長を交えた活動開始セレモニーを実施し、その後保護柵作りを継続し、植林を行うことを計画していましたが、天気予報通りの雨で風も強く、気温も10度以下という状況のため、やむなく予定を変更しました。
菊地市長のご挨拶
看板の除幕式(左から門屋副理事長、菊地市長)
設置された「OKIグループ伊豆の森」の看板
雨天が予想された前日、今回を含め今後の活動に協力していただくことになる田方森林組合の方たち4名に、事前に保護柵作りを90%まで完成させていただき、苗木を植える位置にも目印をつけていただいていました。このため当日の午前中に実施した作業は、5班に分かれ、2つの班が看板設置、1つの班が看板から道路までの見通しを確保するための下草刈り、残りの3班で保護柵作りの仕上げとなりました。
セレモニーは、11時30分から行いました。伊豆市の菊地豊市長、地球緑化センターの門屋信行副理事長にご挨拶をいただき、沼津地区代表と社会貢献推進室長を加えた4名で看板の除幕式を行いました。その後、この4名による一人1本の記念植樹が行われた後、「OKI山と緑の協力隊」各自が一人2本に相当する146本の苗木を植樹しました。今回植樹した150本の苗木は、ブナ、ヒメシャラ、アセビを選びました。
用意した150本の苗木
「OKI山と緑の協力隊」による植樹作業
今回予定変更した作業が全て終了した12時過ぎ、駐車場に戻り昼食を取りました。中伊豆地方の地元の奥様方で作られた団体「いなほ会」より、おにぎり、トン汁、デザートなどを用意していただきました。
OKIグループは、2001年より中伊豆地方で年1回の間伐作業を実施してきましたが、2008年度より場所を変え、新たに「企業の森」という形で植林活動を実施していきます。
市長を交えた全員で記念撮影