佐潟 修 藤原範治 山本由紀雄
プリンタの低価格化、高解像度化に伴い、内蔵アウトラインフォントの低容量化と展開処理の高速化が求められている。しかし、すでに開発したTrueTypeフォント/ラスタライザ(展開処理系)では、フォントサイズ、処理速度とも大幅な改善を行うことは困難であることが判明した。そこで筆者らは独自フォーマットのアウトラインフォント/ラスタライザを開発した。試作した独自フォーマットフォント/ラスタライザは、フォントサイズでTrueTypeフォントの約70%のサイズ、描画速度でTrueTypeの約2倍の速度を達成することができた。本稿では独自フォーマットで採用したフォントフォーマットとラスタライザの処理内容について述べる。
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