
人の侵入を防止したい危険エリアに、可搬型の本装置を持ち込み、画面による簡単なエリア設定だけで、自動的に侵入者への警告および侵入状況が表示・蓄積できます。人の動きを可視化するセンサーと追跡・識別を行うAI処理により、工事現場(エッジ領域)にてリアルタイム性の高い的確な監視を実現することで、危険エリアへのうっかりした侵入を未然に防止できます。より簡単、安全、確実に、作業現場の安全性向上を支援します。
工事現場の危険エリアへの侵入をAIが自動判定!MotionAlertのご紹介[3分4秒]
「可搬型 エリア侵入監視システム」とは
- 提供価値
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・落下事故防止
・接触事故防止
・転落事故防止
- 対象となるお客様
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・建設(建築・土木)
・製造(航空機・造船・製鉄・セメント)
・運輸(鉄道・空港・港湾) ほか
主な特長
- 簡単設置&移設
- 監視エリア(複数)の設定・保存が画面上で簡単にでき、設置・移設費用が不要です。
- 3D LiDARとカメラの連動による確実な検知・識別
- 3D LiDAR(レーザー距離センサー)と4つのカメラ(イメージセンサー)による追跡を行い、侵入者を確実に検知します。また、ヘルメット色の判定により、侵入許可者を識別します。
- 複数の警報装置による的確な注意喚起が可能
- 通信の信頼性の高い920MHz帯マルチホップ無線により、警報装置のランプ・ブザーを制御し、侵入者へ警告します。
- AI処理でリアルタイム性の高い監視
- 危険エリアへの侵入者をAIエッジコンピューターが画像処理し、リアルタイムに識別します。
- 屋外利用での耐環境性を実現
- 過酷な屋外環境下で使用することができます。
- 侵入者数のカウントおよびスナップショット画像を蓄積
- 管理者は侵入者数、侵入者の画像確認により安全性の分析や指導が可能となります。

センサー装置

- 3D LiDARとカメラ4台を一体化した、耐環境性を考慮したOKI独自筐体を実現
- 1台で周囲360°の監視が可能(半径25m)
- 複数の監視エリアをPCやタブレットで設定、監視可能

- AE2100を搭載し、工事現場でも確実な検知・追跡・認識などの画像処理を実現
- 高信頼のマルチホップ通信を実現する920MHz帯無線モジュール(親機)を搭載し、警報装置を制御
警報装置

- 920MHz帯無線モジュール(子機)を搭載、マルチホップ通信を実現
- 監視エリアへの侵入状況に応じてパトランプ(赤・黄)やブザーで警告
利用上のメリット
設置・移設費用ゼロ!

- 危険エリア設定が簡単
- ブレットPC等で簡単に立入禁止エリアの設定が可能。
※設定した監視エリアを保存、再利用可能
- 配線が不要
- すべて無線で接続するため、警報装置との配線は不要です。

- 移動式台車で移動が簡単
- カメラとセンサーを一体化し、可搬型システムを実現。
- キャリブレーションが不要
- 設置時の位置合わせ作業(キャリブレーション)が不要です。
人の目視による監視が不要!

- 侵入者の画像をわかりやすく表示
- 遠隔から現場状況を確認でき、検知した侵入者をわかりやすく拡大表示します。
- 設定した危険エリアへの侵入者数を表示
- 侵入許可者の識別が可能

- 危険エリアに応じたランプ・ブザー警報が可能
- 最適経路を動的に選択(マルチホップ無線)。エリア付近に設置した警報器を鳴動させ、侵入者を警告します。
安全指導/改善が可能!

- 侵入者数のデータ蓄積
- 日々の侵入者数が確認できます。

- わかりやすい侵入者画像
- 侵入者の画像を切り出して保存します。画像蓄積(静止画)
主な適用例

- 落下事故予防
- クレーンからの落下物(資材や製品)と作業員の衝突による落下事故予防

- 接触事故予防
- クレーン・バックホーの旋回による作業員との接触事故予防

- 転落事故予防
- 工事現場、保守作業現場の作業員の転落事故予防
システム構成イメージ
