リアルタイムリモートモニタリングシステム「フライングビュー」

人の目とAIの目で見たいものを見逃さない

フライングビューの特長

自由視点/遠隔監視/画像認識

OKIのフライングビューは車両周囲を直感的にとらえることのできる「人の目」、網羅的にとらえることができる「AIの目」の2つの目で、離れた場所にある監視センターや運行サポートデスク等から簡単・安全に、適切な監視や操縦支援を実現します。


人の目・AIの目のイメージ(音声無し)[20秒]

「人の目」で直感的にとらえる

  • 高画質(HD)の俯瞰映像:人の目で分かりやすい映像で車両の周囲を俯瞰できます。
  • 自由視点:車両の周囲を車両上空や360°見たい方向から俯瞰できます。
  • 遠隔配信:WLAN/LTE網を経由したリアルタイム映像配信が可能です。

  • 高画質(HD)の俯瞰映像

  • 自由視点

  • 遠隔配信

主な機能

ライブ

車両の周囲を見たいところから俯瞰視点でリアルタイムに見ることができます

お客様が操作した仮想視点位置に合わせて、フライングビュー装置がリアルタイムに俯瞰映像を生成・配信します。お客様はコンソールを介して遠隔から車両周囲をリアルタイムで確認できます。

遠隔から車両周囲をリアルタイムで確認

また、配信中の俯瞰映像を装置側で録画したり、コンソールへダウンロードして再生できます。

録画・再生

プレイバック

車両の周囲を見たいところから俯瞰視点で後から見ることができます

フライングビューカメラ映像の録画データを合成することで、直前の映像をライブと同じように自由視点の俯瞰映像として再生できます。

プレイバックの動作イメージ

「AIの目」で網羅的にとらえる

  • AIによる常時監視:俯瞰映像の配信に加え、周囲360°の映像をAIが常時解析できます。
  • 検知結果を知りたい方法で通知:AIエッジプラットフォーム上に実装されており、所望の機能をコンテナアプリとして実装可能です

  • AIによる常時監視

  • 検知結果を知りたい方法で通知

主な機能

AI機能

人が見たいものをAIが見つけて知らせます

フライングビューカメラが捉えた周囲360°の映像をAIで常時解析できます。検知対象や運用環境に合わせて開発したAIエンジン・アプリケーションをコンテナアプリとして搭載することで、検知したい対象を知りたい方法でお客様に通知できます。

装置から送られた検知結果に基づいて、検知前後の車両周囲の様子をオペレーターが確認

機能・仕様

3種類の表示モード


  • 標準ビュー:俯瞰映像を画面全体に表示

  • デュアルビュー:俯瞰映像を2画面に表示

  • マルチビュー:俯瞰映像1画面とフライングビューカメラ映像2画面を表示

機器構成例

  1. フライングビュー装置

    前後左右のカメラ映像から俯瞰映像をリアルタイムに生成・配信する(AIエッジプラットフォーム上で動作するAI解析機能を搭載可能)。

  2. フライングビューカメラ4台

    フライングビュー装置の専用カメラ。車両の前後左右に取り付ける。

  3. フライングビューコンソール(アプリケーションソフト)

    装置から配信される俯瞰映像を受信して表示。また、コンソールを操作することで仮想視点位置を変更可能(Windows10 OSのPCもしくはタブレットが必要)。

  4. タッチパネル付ディスプレイ(オプション)

    装置が生成する俯瞰映像を表示。また、タッチパネルを操作することで仮想視点位置を変更可能。

  5. 保守設定用PC

    フライングビュー装置の設定・保守を行う(装置のWeb-UIから操作可能)。

機能一覧

項目 説明
ライブ ライブ映像配信 俯瞰合成(※)ライブ映像の配信(自由視点対応)
プレイバック映像録画 プレイバック用映像を内蔵SSDに録画
ディスプレイ表示 俯瞰合成ライブ映像のディスプレイ表示(オプションディスプレイ)
ライブ映像録画 俯瞰合成ライブ映像をmicroSDカードに録画
接続先切替 複数本体装置の切替表示
プレイバック プレイバック映像配信 俯瞰合成プレイバック映像の配信(自由視点対応)
プレイバック映像録画 プレイバック中の生映像を内蔵SSDに録画
ディスプレイ表示 俯瞰合成プレイバック映像のディスプレイ表示(オプションディスプレイ)
プレイバック映像録画 俯瞰合成プレイバック映像をmicroSDカードに録画
リプレイ 録画映像の配信 microSDカードに録画された映像の配信
プレイバック映像録画 リプレイ中の生映像を内蔵SSDに録画
AIアプリ アプリ管理 AIコンテナアプリの組込み動作
その他 GPS GPS情報取得(LTEモデルのみ)
マイク 音声録音/再生(USBマイク)
仮想視点連動 外部からの情報に連動した視点変更
設定 各種設定機能 Web-UIにて各種機能を設定
バックアップ 各種設定のバックアップ
故障管理 故障情報管理
ファームウェア更新 ファームウェアのバージョンアップ対応
  • 俯瞰合成:カメラ映像を合成して俯瞰映像を生成すること。

主な仕様

項目 仕様 備考
装置 YS6010A YS6010B YS6010C YS6010D
筐体
映像 カメラ入力 4ch 専用カメラ(HD)
モニター出力 1ch 専用モニター(HDMI)
圧縮 H.264 1ch 専用コンソールアプリ(※1)
通信 LAN
WLAN/LTE WLAN LTE WLAN LTE
録画 俯瞰映像録画 MicroSDカード保存(※2)
自由視点録画 装置内蔵SSD保存(※3)
その他 VPU インテル® Movidius™ Myriad™ X(※4)
接点入力 4ch 1-3ch:カメラ切替(※5)
一般仕様 動作温度範囲 -30℃~+60℃ -20℃~+60℃
電源電圧 12/24 VDC
消費電力 45W 51W カメラ4台含む
外形寸法 340mm(W)×230mm(D)×80mm(H) アンテナ等、突起物を除く
質量 約6kg
防水・防塵 IP66 防水カバーを閉じた状態
  • ※1 映像の受信には別途専用のコンソールアプリ(OS:Windows10)が必要となります。
  • ※2 装置内のmicroSDカードに保存されます。俯瞰映像録画(リプレイ)の録画時間は、10Mbpsで録画した場合に最大12時間に制限されます。
  • ※3 装置内蔵のSSDに保存されます。自由視点録画(プレイバック)の録画時間は、15Mbpsで録画した場合に最大10時間に制限されます。
  • ※4 VPU(インテル® Movidius™ Myriad™ X)はAI画像解析を実現する場合に必要となります。処理能力には制限がありますので必ず事前に評価を実施してください。
  • ※5 1-3chは左/右/後方カメラ切替の入力用です。4chは未使用で将来の機能拡張用に準備されています。
  • フライングビュー俯瞰映像イメージの自車両やロボットの部分は、3DCGを重畳表示しています。
  • このページに記載されている会社名、商品名は各社の登録商標または商標です。

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