OKI独自のセンシング技術、AI技術を結集・活用し、
製造業のお客様が抱える課題を解決
近年、頻発する自然災害やセキュリティインシデント、労働人口の減少、設備の老朽化など、製造業を取り巻くリスクは多様化しています。さらに、新型コロナウイルス感染症による需要・受注の急激な変動により、調達や物流への影響が出るなどサプライチェーン全体のリスクマネジメントの精度向上も求められています。
高度なリスクマネジメントの実現には、多種多様なデータを収集し、適切に管理・分析することが重要ですが、OTとITのデータは別々に管理されているケースが多く、さまざまな角度から複合的にリスク要因を分析する上での課題となっていました。
OKIとNTT Comの連携により、さまざまな環境に点在する社内ITのデータと、OKIが製造現場から収集するOTデータをNTT Comの「SDPF」に連携し一元的に管理することで、社内とサプライチェーン上のリスクを多角的に分析することをめざします。これにより、リスクマネジメントの精度を高め、ハイリスクな企業を集中的にマネジメントするといった対策が可能となります。
本ソリューションは、実施内容に応じ、段階的に高度化していきます。
STEP1では、OKIの「Manufacturing DX」を活用し、自社工場の状態を示す工場KPIを収集し、販売生産計画やその実績といった全社KPIとともにNTT Comの「SDPF」上に収集・可視化します。
STEP2では、STEP1に加え、サプライヤー企業の生産状況や外部データにもとづくサプライヤーの評価(社外KPI)を加えることで、社内外に潜む生産性や品質悪化、事業継続性などのリスクを確認可能とします。
OKIの製造DXソリューション「Manufacturing DX」(注1)とNTT Comのデータ利活用基盤「Smart Data Platform」(以下 SDPF)(注2)を連携させることで、ITとOT(注3)のデータを一元的に管理・分析し、サプライチェーン全体の社内外のリスクマネジメントを実現するソリューション(以下 本ソリューション)の提供を2022年4月より販売を開始します