• 商品サービス
  • 投資家の皆様へ
  • OKIについて
  • 採用情報
  • お問い合わせ
  • サイトマップ

現在位置:Home > コラム2016年 > エコシステムについて考える


コラム

2016年5月12日

エコシステムについて考える

片桐 勇一郎(Yuichiro Katagiri)
執行役員兼情報通信事業本部副本部長


情報通信事業本部の副本部長として社会インフラ事業を担当している片桐です。

社会インフラ事業は、安全で安心して快適に生活できる社会インフラの実現に貢献するソリューションを提供することを目指しており、2014年度からは次世代の社会インフラ事業の具体化も検討してまいりました。

エコシステムとの出会い

次世代の社会インフラ事業を検討する際、「エコシステム」という言葉をよく耳にします。エコシステムと聞くと、環境的な言葉のように思えますが、本来は、生態系を意味し、ICT(Information and Communication Technology)の分野では、複数の企業がパートナーシップを組み、互いの技術や資本を活かしながら、社会全体を巻き込んで業界枠や国境を越えた共存共栄を目指し、事業活動などさまざまな領域で協力しあうことを意味しています。

この言葉を耳にした時、入社当時に読んだ本のことを思い出しました。だいぶ時間が経っているので、書籍名は忘れてしまいましたが、内容としては、「エコロジカルに考える」というようなテーマで、「風が吹くと桶屋が儲かる」ということわざから生態系や生態学を説明していた本であったと記憶しています。当時は、ICTという言葉すらなく、ICT分野の定義もなかったので、自分自身の仕事には直接的に関係のない本として読み、記憶からも遠ざかっていました。

次世代の社会インフラ事業の具体化

ところが、次世代の社会インフラ事業の具体化に関わったこの二年間の活動で、エコシステムという言葉に触れる機会が増え、この本のことを思い出しました。

次世代社会インフラ事業を推進する立場として活動を始めたとき、これからの社会インフラを考えるために、あらためて社会インフラというものを眺めてみると、構造物としての物理的な社会インフラはイメージしやすいのですが、ICTが活用できそうな分野では、最終的には公共的なサービスを提供するコンピューターシステムにつながってしまうケースが多くありました。社会インフラというのはその言葉どおり、社会の下支えに位置し、頂点はそこで生活する人々、そして、安全で安心して快適に生活できる環境を提供し続けることを目指す仕組みであるといえます。言い換えれば、先ほどの生態系そのものにたとえることもできます。そして、この生態系は、これから大きな課題に直面するといわれています。

具体的には、「労働力の不足」「人口減」「構造物の老朽化や耐用年数の問題」「自然災害や犯罪脅威の増大」などです。

OKIの目指す次世代社会インフラ事業

このため、OKIの目指す次世代の社会インフラ事業としては、OKIが得意とする技術や培ってきた経験でこれらを解決し、安全で安心して快適に生活できる社会の実現を目指すことと位置付け、5つの注力領域でのソリューションと基盤となる共通技術として整理しました。

次世代社会インフラ共通基盤

次世代社会インフラ事業の実現に向けて

そして、各ソリューションを実現するためには、次世代社会インフラ事業をOKI単独で対応することよりも、業種・業態を超えたパートナーシップが非常に重要であると考えています。このパートナーシップは、商品開発や事業活動についてBtoBやBtoBtoCといったさまざまなビジネスモデルに適用可能なものを目指す必要があると感じています。

また、このパートナーシップが最大限活用できるフレームの体系化をOKIが得意とする技術が活かせる形で実現することが重要になります。

OKIの目指す次世代社会インフラ事業の体系

これからの取り組み

今後もメガトレンドといわれる大きな環境変化が起き続けていきます。こういった変化は今まで以上のスピードでさまざまな方向へ波及し、想像もつかない結果を生み出すことも増えていくと思います。このような変化への追随も非常に重要であり、対応能力だけでなく、対応を予測する能力も必要になると考えられます。これらのことを踏まえて、ICTの活躍により作り出される新たな生態系の中で、パートナー様とのエコシステムにより次世代の社会インフラ事業を築き上げていくことになります。

OKIは、これまで培ってきた技術やシステム構築、運用ノウハウという当社の強みを活かしながら、2016年4月の新体制の下、これからより大きな影響を及ぼすことが予想される社会課題をICTやIoTといった技術でさまざまなソリューションとして実現し、事業機会を拡大していくことを目指していきたいと考えています。

コラム内容に関するお問い合わせ先

ご質問・ご意見等がございましたら、以下のフォームよりお問い合わせください。
コラムお問い合わせフォーム
  • 記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
  • 各コラムの記載内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

ページの先頭へ



All rights reserved, Copyright © 1995-2019 Oki Electric Industry Co., Ltd.