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コラム

2014年10月8日

“オンリーワン ボードソリューション”の提供を目指して

野末 正仁(Masahito Nozue)
OKIサーキットテクノロジー株式会社
代表取締役社長


OKIサーキットテクノロジー株式会社(OTC)は、2012年10月に田中貴金属工業株式会社からプリント配線板(PCB)事業を継承し設立されました。高度な生産技術と品質保証力を活かした『ハイエンド型EMS』を展開するOKIのEMS事業グループの一員として、本社および工場は山形県鶴岡市に、営業は東京・水戸・名古屋・大阪・福岡に拠点を置き活動しています。

情報通信・航空宇宙・産業機器などの各分野において高品質・高信頼性PCBを提供するなど、40年以上にわたって数多くのお客様から信頼を得てまいりました。本年10月からはOKIの100%出資子会社となり、これを機に商品力・生産力を一層強化し、多様化したお客様のご要求に合った“オンリーワン ボードソリューション”の提供を目指してまいります。

PCBとは、複数の電子部品を固定して配線するための板状の部品で、家電製品からライフラインを支える監視・制御機器まで、電子機器には必ず組み込まれる重要な部品です。すべてがオーダーメイドとなるため、お客様の要求仕様・市場環境への適合性などが強く求められます。

ここでは、OTCボードソリューションの特徴と得意商品を幾つかご紹介いたします。

高品質・高信頼性

PCBの採用に際しては、お客様ごと・仕様ごとに認定(信頼性評価)が行われます。特に、製品寿命が長く、万が一も許されないPCBでは、さまざまな厳しい試験項目に合格しなければなりません。OTCでは、その試験環境を保有するとともに、蓄積されたノウハウを設計・製造工程へフィードバックすることにより、さまざまな分野で高品質・高信頼性を実現しています。

小ロット化で短納期

たとえば、40枚の注文でもロット4枚に刻み10ロットで流します。これにより頭出しが早まると同時に、品種の組み合わせ(混流)生産が可能になります。一般的に、この方式では生産効率が劣りますが、OTCでは“知恵”と“技”をもって改革していますので、工程が数多く生産リードタイムの長くなる大型・高多層基板の多種少量生産ほど強みを発揮できます。

ハイブリッド化技術

OTCでは、異なる素材を組み合わせた新たなPCBを開発してまいりました。

フレックスリジッドPCB

文字通り硬い(リジッド)配線板と柔らかい(フレックス)ケーブルを組み合わせたもので、狭小のモバイル機器や振動の激しい車載機器に適したPCBです。ただし、異なる物性の材料を組み合わせて製造するため、一般的には高品質・高信頼性を確保することは非常に困難です。
OTCでは、豊富な材料ノウハウと独自の製造工法により実現し、現在ではケーブルを多層化、配線板を高密度化(ビルドアップなど)したPCBも提供しています。


従来品(左)とフレックスリジッドプリント配線板(右)の違い


フレックスリジッドプリント配線板

大電流・高放熱対応PCB

近年、太陽光発電の蓄電、電気自動車(EV)への急速充電など、PCBを介して大電流を取り扱う需要が拡大しています。従来は、バスバー(注)が組み込まれていましたが、組立工数が掛かる上、機器の小型・一体化が困難でした。OTCでは、この課題を解決すべく銅の導体厚:500µm(通常は数十µm)で400Aもの電流に耐え得るPCBを開発しました。この他にも数ミリ厚のメタル(アルミ、銅など)を挟み込み放熱性や強度を高めたり、半導体の放熱用として部分的に銅ポストを圧入するなど、素材を活かしたソリューションを提供しています。

  • 電源供給ラインに替わって使用される細長い棒状金属の総称

  • イメージ例

  • 多層板断面写真

お客様とともに歩む“ものづくり”の姿勢

急速に高機能化が求められるPCB業界では、もはや、お客様が開発・設計したものをメーカーが作るという構造ではグローバル競争に勝てません。OTCでは素材メーカーと連携して先進的な仕様・構造をいち早く研究し、その結果をもってお客様とともに開発段階から“ものづくり”に取り組んでまいりました。そのためには常に自らを磨き上げていかなければなりませんが、これこそが長年にわたり数多くのお客様から支持された“オンリーワン”の差別化商品だと考えています。

ここ数年でお客様のご要求も多様化し、PCBの後工程である実装(特に短納期が求められる試作実装)から一貫したものづくり(装置生産)までを求められるケースが増えてまいりました。OKIのEMS事業は、それらのご要求にも充分お応えできる体制を整えております。OTCは、グループ各社と連携し、“日本一のボードソリューション”の提供を目指してまいります。

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