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コラム

2014年6月24日

産業機器・医療機器から宇宙まで、さまざまな分野で貢献しています

来住 晶介(Masasuke Kishi)
沖電線
代表取締役社長


沖電線は、1936年に当時のOKI大崎工場が分離独立し、設立されました。電線の製造と、OKIの主力商品であった電話機、交換機や無線機などの事業とでは経営的に大きく異なることと、他の電気メーカーも電線事業を主とする別会社設立が相次いだ時代背景もあったようです。

当時の商品としては、電話局内の通信ケーブルや、今では知る人も少なくなった黒電話の送受話器と本体、および本体をローゼットにつなぐコード(当時は「機ひも」と呼ばれていました)、各種コイル用のエナメル銅線などを製造し、政府の電話拡張計画などのインフラ整備の機運にも恵まれ、非常に忙しい時代のスタートであったと記録されています。

現在では本社を神奈川県川崎市に置き、長野県岡谷市と群馬県伊勢崎市の工場で、各種産業機器用電線、通信ケーブル、ワイヤーハーネス、FPC(フレキシブル基板)、放電加工機用電極線を生産しています。発祥の事業であった通信ケーブルの売り上げ規模は設立当時の過半から今は1割前後と、時代の変遷とともに主力商品も変化しています。ここでは、沖電線の今の主力商品と、どのような機器に使われているか、幾つか例をご紹介します。

産業機器用電線が主力です

工作機械や工場での組み立てロボット用が代表例です。本体制御部と、ロボットのアーム部分を結ぶ信号伝送に使う電線などで、可動用(折れ曲がる、ねじれる)であることが必須となります。可動性を考慮されていないケーブルを使用すると、短時間で導体が断線したりしますので、線材の素材、編み方、外側の被覆の材質などに工夫し、桁違いの耐久性を実現しています。代表的な商品としてORP-SL(OKIロボットケーブル スリムタイプ)などがあります。また、機器制御の精密化や高速化に伴って動画などの大容量データを送るケースが増えていますので、可動用でありながら、大容量の信号を送ることができる電線の要求はますます高まってきています。


適用事例:組み立てロボットに採用された可動用電線

医療機器用電線が伸びています

X線診断装置から、内視鏡やAEDなどの比較的小型な診断装置まで、幅広くご使用いただいています。電線の特徴としては、LANケーブルと別の信号線、電源線をまとめた複合ケーブルが多く、特注品が大半です。もちろん、医療用なので高品質であることは言うまでもありません。医療機器でも医療用画像診断装置は、画像の高精細化、診断の高速化と同時に、診察時の患者負担を軽くするため、装置自体に多くの駆動機構を設けるケースが増えてきています。そのため、装置内の電線には可動性も必要とされ、当社の強みが発揮できる商品です。海外からの引き合いも増えてきており、今後の拡大に期待しています。


適用事例:医療用画像診断装置に採用された複合電線

光ファイバケーブルは社会インフラの制御用にも使われています

工作機械やロボットはもちろんのこと、エレベーター、鉄道車両、電力施設、ETC、ダム、風力発電施設などが代表例で、主に装置の制御部の信号伝送に使われています。細かい話になりますが、当社の光ファイバケーブルはHPCF(Hard Plastic Clad Fiber)と呼ばれるコアが石英で、クラッドと呼ぶ外層がプラスチックの光ファイバです。光の伝送性に優れた石英ファイバと、扱いやすいプラスチックファイバの両方の特長を併せ持っています。たとえば、伝送距離を長くできる、電磁ノイズによる誤動作の発生がない、可動性が高いなどの特長を持ちます。加えて、粉塵、油、機械的ストレスなどの過酷な環境下で使用することができ、長期にわたり信頼性を確保したい用途に適しています。光ファイバケーブルは業界全体としては通信主体でしたが、今後は制御用分野でも伸びると期待しています。


適用事例:装置制御部に採用された光ファイバケーブル

特長あるFPC(フレキシブル基板)がさまざまな分野で使われています

FPCとは、薄くて軽く、折り曲げ可能な配線材であり、基板です。狭い隙間などの立体的な配線や凹凸部に沿った配線ができ、繰り返し曲げにも強いので、可動部の配線にも使えます。また、部品の実装もできるので、モジュール(ある機能をもった部品)としても使うことができます。たとえば、CNC(数値制御装置)、部品実装装置や液晶ディスプレイと制御部の接続用として用いられています。また、一般的なFPCの長さは、最大50cm程度ですが、当社では継ぎ目なしで最大100mまで製造できるので、大型製造装置や宇宙関連機器にも使われています。その他にも、一般的なFPCに対して、より多くの電流を流せるパワーFPCや、任意の3次元立体形状を、力を加え続けなくても保持できる立体形状FPCなどの特長あるFPCを品揃えしています。今後、需要拡大が予想されるウェアラブル端末向けには、いろいろな形にフィットし、軽いFPCが最適であり、ぜひ狙っていきたいと思います。


適用事例:宇宙空間で使用された長尺FPC

沖電線は、OKIグループの一員として、今後ともお客様の課題を解決するための特長あるケーブルや、FPCなどの電子部品を提供していきます。

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