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コラム

2010年9月14日

今だからこそ「つなぐ」

  • 来住 晶介(Masasuke Kishi)
    取締役常務執行役員

研究開発部門をはじめ、技術全般を担当している来住です。

最近、日本の成長戦略のなかでICT利活用が語られることが多くなりました。また、ICT技術で解決できるさまざまな社会問題も起きています。このICT技術の重要なキーワードのひとつが「つなぐ」ことだと思います。一口に「つなぐ」と言ってもさまざまですが、ここではOKIが最近「つなぐ」ことによって提供したソリューション例をいくつかご紹介します。

一つ目の例が金融機関向けの遠隔相談窓口です。これは、たとえば皆さんが銀行の支店を訪問し、いろいろなサービスを受ける際に、サービスの中にはその支店では持っていない豊富な経験と高度な専門知識が必要となる場合があります。

このようなときに力を発揮するのがビデオ会議システムです。ビデオ会議で、支店を訪問された皆さんと他のオフィスに居る専門スタッフがお互いの顔を見ながら対話し、説明資料を画面上で共有しながら分かりやすく説明を受けることができます。この例では、OKIのビデオ会議システム「Visual Nexus®」をベースに、遠隔相談窓口システムとして実現させていただきました。


遠隔相談窓口システムイメージ図

二つ目の例は、OKIでも社内利用しているのですが、お客様に納めた機器の保守を行うCE(カスタマエンジニア)向けのスマートCEシステムです。従来、CEは携帯電話とノートPCを持ち、また、バックオフィスがCEの支援やお客様対応をしていましたが、CE側から見て必要な支援や情報が必ずしもリアルタイムに得られないという状況がありました。

そこでスマートCEシステムでは、CEの携帯するスマートフォンとバックオフィスを常に接続し、CEは必要な技術情報を瞬時に見ることが可能となり、サービス品質の向上が図れました。さらにバックオフィスからはCEの作業状況が把握できるようになり、より密接な客様への対応が可能となっています。


スマートCEシステムイメージ図

三つ目の例は、九州大学が行ったハイビジョン手術映像を海外へライブ配信する実験への参加です。九州大学は、アジアを中心とした遠隔医療教育に取り組んでいましたが、海外への同時配信数が4~8拠点、解像度は標準サイズまでの対応でした。

今回、国内のハイビジョンライブラリーシステムなどで実績のある「OKI MediaServer」をシステム内の配信サーバーに採用いただき、数十数拠点へ医療カンファレンスや内視鏡手術などのハイビジョン映像を同時配信することが可能となり、遠隔医療教育の発展へのお手伝いができました。


手術映像HD配信システムイメージ図

最後に面白い例を紹介しましょう。これは、お客様がメインスポンサーであるフォーミュラーニッポンのレーシングチーム内のピットでOKIのIPテレフォニーサーバーとIP対応のPHSが使われた例です。

ここでは監督、エンジニア、メカニック、そしてドライバーの計60名の方々がヘッドセットを使って常に接続され、いつでも誰とでも通話が可能になります。また、レースの状況に応じてメカニックの方々など特定のグループのみの通話も行え、300キロを超える高速走行の中で、さらにはすさまじい騒音、厳しい暑さや埃の中での通話をサポートするシステムの実現に貢献することができました。


ピット内通話システムイメージ図

以上、いくつかOKIのICT技術を駆使して実現した「つなぐ」例をご紹介しました。「つなぐ」ことは、いろいろな課題を解決するソリューションの基本機能の一つです。今までつながれていなかったさまざまな人、もの、現場、サービスなどをつなぐことで、今までできなかったことが可能になったり、新しい可能性が生まれます。

OKIは、これからも今を未来につなぐ新たな技術やソリューションを提供し、豊かな情報社会の実現に貢献していきたいと考えています。

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