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コラム

2010年1月4日

人にやさしいシステムとサービスの提供

  • 入谷 百拡(Kazuhiro Iritani)
    常務執行役員

金融グループを担当する入谷です。

OKIの金融システム商品をご存知でしょうか?
OKIは素晴らしい金融機関のお客様を持ち、得意のメカトロ技術と金融機関の事務ノウハウを活かした、様々な金融システム商品を提供しています。昨今の厳しいビジネス環境においても、継続的に新商品を市場に投入すると共に、ビジネスの幅を広げ、海外の売上も増やしております。

OKIは創立129年を迎えた会社ですが、私も入社して既に36年間もたちました。その間、ずいぶんビジネスが変化しておりますので、その変化と根底に流れるものを書いてみました。

ものづくり

もともとOKIは「ものづくり」に長けた会社です。どちらかと言うと、技術志向の強い会社かもしれません。交換機やPBX等の通信機器に始まり、各種プリンタ等のOA機器、さらには金融端末や発券端末等の、業務ノウハウを活かした特徴ある商品を世の中に先駆けて開発し、市場投入してまいりました。

OKIの主力商品であるATMに注目してみますと、1982年に世界初のリサイクルATM「AT-100」を発売しています。リサイクルATMとは、入金された紙幣を再度出金できるようにした還流型システムです。使用済の紙幣を認識して取込むために、当初様々な苦労をしましたが、認識技術を含むメカトロニクス技術を駆使し、業界に先駆けて実現することができました。

その後、コンビニ型(CPシリーズ)を1996年に、海外型(ATM21Sシリーズ)を2003年に市場に投入しております。その過程では、「ATMで可能な取引の充実」、「セキュリティを含めた安心機能の追加」、「お客様を待たせないための品質の向上」など、常にエンドユーザーのCS(顧客満足度)向上を目指してまいりました。

昨年11月25日には、「AT-100」から数えて7世代目となる「ATM-Recycler G7」を発表いたしました。本ATMは「各国紙幣の高速処理」、「業界トップの紙幣容量」、「消費電力・装置重量の約30%低減」を実現した、高性能かつエコロジーなATMであり、エンドユーザーにとって従来にもましてやさしい商品となっております。このATMは、グローバル市場をターゲットとしており、既に従来機で大きな実績を築いてきた中国をはじめ、新興国市場から展開してまいります。

システム

一方、金融システムのオンライン化は、1970年代の第1次オンラインシステムからスタートしております。オンラインシステムは、大量の取引事務を集約し、コンピュータ処理することにより、「事務の省力化」「顧客サービスの正確化、迅速化」を目指したものです。

OKIも営業店システムをはじめ、事務集中システム、CRMやコールセンター等の市場に、特徴ある商品を提供して、システムの高度化に貢献してきております。ATMに関しましても、オンライン化により、エンドユーザーが、いつでも、どこでも、様々な取引を受けることができるようになりました。

サービス

2000年代に入りますと、金融機関のシステムに関する考え方が、「所有」から「利用」に、徐々にシフトしてきました。それに伴いベンダの役割も、「システム提供」から「サービス提供」へと、求められるものが変化してきております。

OKIは2000年に、日本ビジネスオペレーションズという、金融機関の各種業務を代行する関連会社を作りました。この会社は、金融機関からATMの運用を受託し、コスト削減とATM利用時間の延長等のサービス向上に貢献しています。現在は、運用代行しているATMの台数が4万台を超える規模にまで成長してまいりました。

OKIの最終目標は、ATMの運用をワンストップで受託し、開発から設置、運用までのサービスを提供することにより、金融機関のコスト低減に貢献しつつ、エンドユーザーのお客様に対するサービス向上を常にサポートし続けることにあります。

世の中のビジネスが大きく変化しても、根底に流れるコンセプトは「人にやさしいシステムとサービスの提供」であることは変わりありません。

メカトロニクス技術を活かした「ものづくり」と、金融機関の事務ノウハウを活かした「システム」と、安心安全な「サービス」を提供することにより、金融機関の課題に応え、お客様へのサービス向上を常に目指してまいりたいと思います。


OKI ATMの歴史

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